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초록
일본어
本稿は、明治30年代の資料『社會百面相』(内田魯庵著、明治35年博文館刊行)を対象に、社会階層と性 差との関わりを中心として、一․二人称代名詞を取り上げ、待遇表現体系の一部を考察したものである。考察の結果、 男性の場合は一人称代名詞の使用において、社会階層との強い相関性が認められる。すなわち、「わし」「僕」 「我輩」「拙者」などは社会階層と密接な関係があるが、現代日本語で一般的に使用されている「わたくし」「 おれ」などは社会階層との大きな相関性はなく、相手や場面によって使い分けられることが分かった。一方、女性の場 合は、「わたくし」「わたし」の両語に偏り、社会階層との相関性は男性より稀薄であることが分かった。 なお、二人称代名詞「あなた」の場合は男女ともに若い世代から年配の人まで多く使用された。だが、「おまへさ ん」「おまいさん」は、「あなた」を使用するような上層の婦人層では使用が見られず、年齢の高い古めかしい言い 方をする人に使用が限られており、他の二人称代名詞に比べて廃れていく傾向が観察される。また、待遇価値の低い と思われる「きみ」「きこう」「きさま」「そこ」「そくか」「てめえ」などが一部の社会階層の男性同士の対話で 依然として使われており、当時男性の方が女性より社会階層と強い相関性を保持し、個性豊かに多くの一․二人称 代名詞を使い分けていたことが指摘できる。
목차
要旨
1. はじめに
2. 研究方法․資料
3. 女性の一人称代名詞․二人称代名詞
3.1 一人称代名詞
3.2 二人称代名詞
4. 男性の一人称代名詞․二人称代名詞
4.1 一人称代名詞
4.2 二人称代名詞
5. 終わりに
參考文献
1. はじめに
2. 研究方法․資料
3. 女性の一人称代名詞․二人称代名詞
3.1 一人称代名詞
3.2 二人称代名詞
4. 男性の一人称代名詞․二人称代名詞
4.1 一人称代名詞
4.2 二人称代名詞
5. 終わりに
參考文献
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