초록
일본어
本稿では、現代日本語の次のような「ながら」節をめぐって、「(シテイル+ながら→)していながら」の形をとり、しかも「同時動作」を表す例に関する成立条件について考察を行った。 (例) 籐椅子に向い合って坐っていながら、ときどき彼女は足を擦り合せるようなことをした。 「シテイル」は、一般的に「(一時的、もしくは恒常的な)状態を表すマーカー」としてとらえられている。一方、「ながら」節をめぐる先行研究では、「状態述語+ながら」は「逆接」の意味になると言われている。この一般化によると、「シテイル+ながら」は、当然「逆接」の意味にならなければならない。しかし、上記の例は、この一般化では、説明できないという問題がある。 本稿で行った考察の結果、上記の例のような「ながら」節は、「動作主の意思によって、静止した状態で行われる行為(静止動作)」の「テイル」形に限って成立するということが分かった。なお、「静止動作+テイル」は、「意図的に、静止した状態(姿勢など)で行われる行為を、維持する=静止動作の維持」のような意味になる、と主張した。最後に、本稿における「維持」とは、藤井(1966)の「持続」、及び森山(1988)の「維持」と類似した概念であり、「静止した状態で行われる(具体的な行為を伴わない)」という点では、「状態性(状態動詞の性質)」をもち、「意図的に行われる」という点では、「動態性(動作動詞の性質)」を併せもった概念のことである。
목차
要旨
1. はじめに
2. 先行硏究
2.1 中川良雄(1988)
2.2 木曽宏顕・森辰則・中川裕志(1993)
2.3 川越菜穂子(2002)
3. 問題になること
4. 本稿での主張
4.1 「シテイル」の意味
4.2 「静止動作の維持」を表す「シテイル」
4.3 「維持」について
5. おわり
参考文献
1. はじめに
2. 先行硏究
2.1 中川良雄(1988)
2.2 木曽宏顕・森辰則・中川裕志(1993)
2.3 川越菜穂子(2002)
3. 問題になること
4. 本稿での主張
4.1 「シテイル」の意味
4.2 「静止動作の維持」を表す「シテイル」
4.3 「維持」について
5. おわり
参考文献
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