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초록
일본어
この間、日本社会では、韓国イメージの好転と北朝鮮イメージの悪化という朝鮮半島イメージの二
極分化現象が深まってきた。韓国イメージが「韓流」に代表される文化交流に集中するなか、北朝
鮮イメージは拉致や核の問題など政治批判に集中し、肯定的な言葉が一つも見当たらない。このよ
うな現象は、マスコミの報道に流される側面が強く、朝鮮半島の分断・朝鮮戦争・平和的統一の問
題など、朝鮮半島の現代史認識に欠けている場合が多い。しかし、朝鮮半島の現代史は日本の現代
史と深い関係を持ってきたし、日本人が朝鮮半島の現代史を考えることは、戦前の植民地支配の問
題はもちろん戦後における冷戦・安保・分断・戦争・平和といった様々な世界史の課題を考え、未
来の歴史を考えることにつながる。
しかしながら、日本の大学生の中には、韓国と北朝鮮が同じ民族であり、いつか統一することを
願っているという事実を知らない人が少なくない。それは彼らのほとんどが高校で日本史を選択し
なかったか、あるいは選択したとしても受験勉強のために近現代史は駆け足で通り過ぎてしまった
まま大学に来ているからである。その意味で、高校で日本史をとらなかった日本の大学生の歴史認
識は中学校で学んだ歴史学習がすべてになる。そのため、中学校で基本的歴史認識がほぼ形成され
ると考えてよい。
そこで、本研究では、日韓両国の中学校歴史教科書に焦点を当てて、朝鮮半島の分断と統一に関
する教科書内容を比較・検討し、日韓相互認識の隔たりを確認する。その上で、21世紀の東北ア
ジアにおける安全と平和と繁栄に向けて、日韓両国が協力し合っていくための日本の社会科教育の
課題について考えてみたい。
