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【日本文學】

『道成寺緣起繪卷』ー「華嚴緣起繪卷」との關わりー

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『도성사연기회권』ー「화엄연기회권」との관わりー

兪仁淑

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초록

일본어

本稿で取り上げる『道成寺緣起繪卷』は、寺院や高僧の驗德を語る「緣起」には違いないが、その扱い方はどちらかというと、說話のおもしろさに重点がそそがれ、繪畵もそれを反映して全体が流れるような構成となっている。
 また、煩雜とも言えるほどの畵中詞が多い。こうした畵中詞は、繪を指し示しつつ讀み上げたなら、そのまま繪解きとなり得る表現をとっており、もちろん黙讀しただけでも臨場感あふれるものとなるが、實際に繪解きの演者によって語られたなら、その効果は絶大であったに違いない。現に先述の繪解き台本では、いずれもこれらの畵中詞が十分に活用されている。
 そこで、本論では『道成寺緣起繪卷』の繪解きについても論じてみたのである。
 道成寺說話の成立と展開について、それと『華嚴緣起』との關わりについても調べてみたのである。
 特に、『道成寺緣起繪卷』と『華嚴緣起繪卷』とに見られる說話を、基本モチーフ每に各場面を分けて、槪略的に比較對照してみた。これらの作業を通して、二つの繪卷の內容は、極めて似ており、構造の類似性も甚だしいことが判明したと言えようか。つまり、龍蛇の形像は異なるものの、『道成寺緣起繪卷』を構想するにあたって、先行する『華嚴緣起繪卷』の影響を少なからず認めざるを得ないのである。二つの繪卷のさらに詳しい比較對照及び影響關係については、あらためて別の機會に考えてみたいし、本稿で触れえなかった『華嚴緣起』と『道成寺緣起繪卷』との問題点については、今後改めて檢討してみたいと考えている。

목차

1. はじめに
 2. 道成寺說話の成立と展開
 3. 『華嚴緣起繪卷』との關わり
  3.1 僧への懸想
  3.2 約束
  3.3 約束の破棄
  3.4 恨み・悔しさ
  3.5 僧の逃走
  3.6 女の追跡
  3.7 川・海へ身を投げる
  3.8 龍蛇への変身
 4. 「道成寺緣起繪卷」繪解きとその享受
 5. おわりに
 【參考文獻】
 【例文出典】
 <要旨>

저자정보

  • 兪仁淑 유인숙. 聖公會大學校 講師, 日本文學

참고문헌

자료제공 : 네이버학술정보

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