초록
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筆者は拙論「方定煥の翻譯童話と『金の船』」で、1920年代初、方定煥が童話を翻譯する際、日
本の大正時代の兒童文芸誌の一つである『金の船』にどのように影響を受けたのか、どのように用い
られたのかについて考察した。その『金の船』第2卷第4号には富山房の『新譯繪入模範家庭文庫』シリーズの廣告が揭載されているが、方定煥はおそらくこのような『金の船』の廣告を通して当時非
常に評判になっていた富山房の『模範家庭文庫』の存在を知ったのではないかと、一つの可能性とし
て推測できる。そして彼は『金の船』から『模範家庭文庫』シリーズに目を向け、その中の8編の童
話を選び出し、つぎつぎと樣々な國の童話を翻譯、發表していくことになる。その際彼は、『金の
船』同樣、底本のストーリーだけではなく挿繪の轉用までも行う。それらの挿繪もまたすべてが『金
の船』と同じく岡本の繪である。このように、『模範家庭文庫』シリーズは『金の船』と並んで方
定煥の童話翻譯の作業において大きな役割を果たす。
したがって本論文は『模範家庭文庫』シリーズが方定煥の童話翻譯にどのように用いられたか、また、その中のどの作品が底本として用いられ翻譯されたかについて述べることを目的とする。
また、彼の譯業からは、讀み物がほとんどなかった韓國の子供たちになるべく多くの童話を、樣々
な國の童話を与えようと努力し、たとえ模寫であっても挿繪をも入れ、子供たちに素敵なソンムル
(贈り物)にしようとした試みがよく窺える。このような彼にとって大きな助けになったのが、『金の
船』に續く『新譯繪入模範家庭文庫』シリーズであった。
목차
1. はじめに
2.『模範家庭文庫』と岡本歸一の挿繪
3.方定煥の翻譯童話とその底本
3.1.『世界童話寶玉集』と「ハンネレの昇天」ほか
3.2.『グリム御伽噺』と「睡美人」「大盜賊」「蛙の王子」
3.3.『アンデルセン御伽噺』と「マッチ賣りの少女」「天使」
3.4.まとめ
4.おわりに
【참고문헌】
