초록
일본어
釜山廣域市立市民図書館に所藏されている翻譯書の二十冊を對象に作品の正当な理解に役に立つ
ことを期待して翻譯本の問題点を指摘し、檢討を試みた。「一.序論」では、以前發表した「韓國語
版『雪國』ー翻譯の〈聽覺〉表現を中心にー」に引き續き、川端康成の韓國語版『雪國』を中心に
論じようとする旨を述べた。「二.文章の表現について」では、宿の番頭が客として泊っている島村
を呼ぶときに使っている「旦那」という呼び方について三つのパターンにわけてみた。第一のパ
ターとして、〈손님お客樣〉が十例、第二のパターンとして、〈선생님先生〉が七例、第三のパ
ターンとして、〈영감님令監任〉が三例みえた。「三.單語について」では、一つの單語が間違っ
てしまい、內容と違ったものになった例をいくつかあげて檢討してみた。呼び方のほうでは、⑥の
譯が「驛長さん」を〈영감님令監任〉つまりおじいさんと呼んでいる例をあげてみた。驛長が年寄
りであることは分るが、何歲であるかわからないのに先入觀に囚われたせいか、「驛長さん」の代
わりに〈令監任ヨンガムニム〉という言葉に置き換えていた。續いて、汽車の中で島村が葉子と行
男を見て使う「娘」という表現を對象とした。③では、原文の「娘」に對して、韓國語の〈아가씨 アガシ〉という言葉を使っているものの、葉子のことであるのにも關わらず、〈술집여자酒場の女: 譯注〉といった譯がつけられていた。そして「これ」ということと「自然」という言葉に關しても
檢討してみた。「四.結論」では、翻譯に携わる者の心構えと翻譯に對する自由な批判の風土と正し
い翻譯文化が定着されることを願った。
목차
一. 序論
二.文章の表現について
三.單語について
四. 結論
【參考文獻】