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二葉亭四迷の作品の中に現れた待遇表現の考察 -對人關係を中心に-
이엽정사미의 작품 속에 나타난 대우표현 고찰-등장인물의 대인관계를 중심으로-
초록
일본어
本稿では二葉亭四迷の作品を中心に對人關係による待遇表現の使用の實態を考察してみた。作品に現れている待遇表現を通じて近代人の待遇表現使用の實態の一面が分ると思って、一定の對人關係を設定し、待遇表現の表現形式などを調査してみた。對人關係の設定は家族關係、身分上の上下關係、親疎關係にして、また家族關係は、親子關係(母と娘․母と息子の關係)、夫婦關係、兄弟關係(姉と弟․姉と妹の關係)、親戚關係(從兄と從妹․從兄と從弟․叔母と甥․叔父と甥․丈母と婿の關係)に、身分上の上下關係は主人と下女の關係、貴族と新平民の關係に、親疎關係は同僚關係と戀人關係に分けて考察してみた。 まず親子關係を見ると、親は子に對して二人称代名詞「お前」を使用したり「名の省略形+さん」を使ったりしている。特に、明治20年の 浮雲 では「お+名の省略形」を使って「お勢」と呼んでいる場面が多いのに對して、明治40年の 其面影 にはこの形式の用例は現れていないのが注目される。明治40年の作品では、ただ「名の省略形」の「小夜」と呼んだり「名の省略形+さん」の形式を使っている。文末の表現は普通体と丁寧体の倂用であり、丁寧体の使用の場合はほとんど品位維持のためだから待遇度はあまり高くないと思われる。子の場合、親に對して親族名称の使い、文末の表現は娘の場合は普通体と丁寧体の倂用、息子の場合は普通体を使っている。 夫婦關係の場合、新世代の夫婦と旧世代の夫婦の待遇表現の使用が目立つ。旧世代の夫は妻に「お前」を使い、普通体で一貫しているのに對して、新世代の夫は妻に「お前さん」を使い、文末の表現も「です․ます体」を使って丁寧に待遇していることが分かる。
兄弟關係では、年齡上の上位者は下位者に「名」を呼んだり「お前」を使ったりしているが、下位者の場合はふつう親族名称を使っている。文末の表現は普通体の使用が一般的であるが、 其面影 での妹の場合は姉に對して丁寧体で一貫している。 其面影 での姉妹關係は異母間であるからお互いに心理的な距離感があると思われ、そのせいであるか姉は妹を輕蔑して卑しく待遇している。 親戚關係では、 平凡 で叔父が甥に使った待遇表現が印象的であるが、叔父の甥にたいする態度はまるで血緣關係ではなく身分關係での待遇表現を使っているようである。 身分上の上下關係では、身分上の下位者は上位者に對して年齡․性別と關係なく待遇度の高い待遇表現を使っていたことが分かる。
最後に男性どうしの同僚關係では「君きみ」․「僕」の使用が一般的であり、相手を呼ぶ時は「姓」とか「姓+君くん」を使う場合もある。文末の表現は普通体であり、皮肉․輕蔑の時、丁寧体の使用2の場合もある。戀人關係では男の待遇表現の使用が注目される。男は、戀人關係の少2女に對して下女扱いをしているが、これは、事實は從僕でありながら地主の旦那のよ2うにふるまう男の高慢な意識から出た待遇表現であると思われる。 一方、動作に關2係した待遇表現を見ると、明治20年代の作品で、現代語でほとんど使われていない「お2ーだ」形式の活發な使用が目立ち、使用者は主に登場人物の中で比較的旧人物で女性2である。これが明治40年になると「おーだ」形式だけでなく「おーです」形式もよく使わ2れていたことが分かる。比較的新形式であり2現代語で敬語の動詞表現の中心的な形式の「おーになる」は明治20年の作品ではその用2例がほとんど見られないが、明治40年の作品には9例も現れている。同樣に明治20年2の作品に現れていない「ーていただく」形式と「おーする」形式の發展も目立つところであ2る。
목차
Ⅱ. 가족 관계
Ⅲ. 신분상 상하(上下) 관계
Ⅳ. 친소(親疎) 관계
Ⅴ. 맺음말
【參考文獻】
<要旨>