원문정보
초록
일본어
本論文は、二葉亭四迷の 浮雲 と李光洙の 無情 をテクストに、韓國と日本の近代小說成立期におけ、いわゆる「言文一致体」の形成過程と、翻譯文体の影響とのかかわりを解明しようとする試みである。また、比較文學的觀点から兩國の近代文体の內的關係を考察し、近代國民國家体制の成立と關連し、その意味を考えてみることにする。 近代小說における言文一致体の實質內容とは、地の文における文末表現に、<確定過去>の「-た」(日本語)と「-ㅆ다[tta]」(韓國語)を使うかどうかの問題として要約できる。二葉亭の 浮雲 と李光洙の 無情 とは、日本と韓國において、この<確定過去>の「-た」と「-ㅆ다」を使った最初の例で、近代言文一致体が成立する契機となった小說である。問題は 浮雲 の「-た」は、二葉亭がロシアの小說を翻譯する際、ロシア語の完了形過去の影響を受けて作られ、 無情 の「-ㅆ다」は、李光洙の日本留學の経驗を基にして、日本語言文一致体の小說の影響から生まれた一種の「發明品」である、ということだ。つまり、日本と韓國の近代言文一致体は「文」を「言」に一致した文体というより、近代の急変する環境のなかで國家單位で生き殘るために急造した、いかにも人工的な文体であった、ということである。 また、この「-た」と「-ㅆ다」は、語り手と作中世界との時間的距離感覺を喚起し、過去の出來事を枠のなかに閉じ込め、語りの空間と作中空間を切り放す役割もおこなっていることがわかった。そうなると、作中世界は透明で均質な空間と化し、ある固定した一点に視点がおかれ、中心化するようになる。これはまさに遠近法を軸とする西歐近代の繪畵空間のアナロジーである。その一点收斂の單一な原理、唯一の權力が支配する秩序ある空間から、複雜多岐な現實世界が豊富に再現表象できるか、ある意味でむしろ現實の重要な部分を見落としてしまう可能性はないのか、ということを本論文は問いかけている。
목차
Ⅱ. 언문일치체란 무엇인가?
Ⅲ. 후타바테이 시메이와 러시아어 번역
Ⅳ. 이광수와 일본어 창작
Ⅴ. 맺음말
【參考文獻】
<要旨>