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認知言語学からの日本語教育への提言

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인지언어학からの일본어교육への제언

森山新

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초록

일본어

森山(2005)では、認知言語学的観点から日本語の格助詞の意味構造と習得との関係が考察されている。本稿はこの成果を日本語教育へ応用することをめざしたものである。多義語に関する認知言語学的研究は、現在の教科書や辞書が示しえていない語のプロトタイプ的意味やスキーマ的意味などの意味構造を明示的に示すことができ、その習得や教育に役立つであろう。意味・用法が類似の格助詞の違いを教えるには、まず各々のプロトタイプ的意味をはっきりさせ、違いを明確にし、その上でそれらの意味拡張がどのように動機づけられ、どの程度まで行われているかを明らかにするとよいであろう。また、認知言語学ではプロトタイプ的な意味・用法の習得が早いとされていることから、これを日本語教育に応用し、プロトタイプ的な用法を先に提示し、それが定着した後に、拡張的用法へと進んでいくことが望ましいと推測される。さらに、拡張的用法を教える際に、拡張の動機づけや共有する意味(スキーマ)を提示しつつ教えることが望ましいであろう。最後に、認知言語学が第二言語教育へ提言すべきこととして、ボトムアップのプロセスの重視、言語運用の重視、意味のカテゴリー構造の明示、語彙学習的側面の重視、認知能力発達に対する配慮、百科事典的な背景知識の重視、言語類型論的特徴の重視などを挙げた。

목차

1.はじめに
 2. 格助詞の意味構造
 3. 格助詞の意味構造と習得との関係
 4. 認知言語学が第二言語教育へ提言すること
 5. まとめ
 参考文献

저자정보

  • 森山新 삼산신. 日本, お茶の水女子大学助教授

참고문헌

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