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일본어
いわゆる朝鮮資料に記されている音注のうち, タ行オ段拗音の頭音子音部の音注を分析し, `ㄷ`と`ㅈ`の二樣の現れと口蓋音化との關連を考察した. 分析においては, 口蓋音化に關係する韓國語の語彙を國內文獻と比較し, 口蓋音化の現れを分析した.また, その語彙に表記されている音注`ㄷ`と`ㅈ`の二樣の表記を分析し, その表記と口蓋音化との關連を考察した. その結果は次の通りである. 韓國語の口蓋音化に關連する語彙は, 國內文獻とほとんど一致していることカら, 原刊·改修·重刊本, 倭語類解, 方言集釋, 三學譯語における口蓋音化は18世紀に-般化したという口蓋音化の實體が正しく反映されている. 日本語に付けられている音注は, タ行オ段拗音以外の口蓋音化と關係する語彙は旣に口蓋化が浸透している.タ行オ段拗音と關係する語彙も語によって口蓋化されている語と口蓋化されていいな語とニ分できる.音注表記においても口蓋化の實體が反映されている. 卽ち,`ㄷ`初聲表記はまだ口蓋化されていない語であり,`ㅈ`初聲表記は旣に口蓋化された語である. 改修本から`ㄷ`初聲表記が`ㅈ`初聲表記に改修されることは, 16世紀末に發生, 17世紀に音聲規則と發達し, 18世紀には多くの形態素に擴散され-般化されたとい口蓋化の進行狀況が反映されているものである. 倭語類解には`ㄷ`初聲に回歸される例も見られるが, 方言集釋には`ㅈ`初聲がほとんどであり, 全體的には朝鮮資料に現れるタ行オ段拗音の子音部表記は口蓋化の浸透ぶりを表している. また, 同一語に`됴우`と`죠우`の二樣の表記が現れるのは,口蓋音化が動搖していることそ表すのものである. なか,韓國語音と日本語の假名表記と音注表記の頭音子音部はほとんど-致しているが,口蓋音化が一般化された改修本以降は音聲より日本語の假名表記にしたがって音注を付けた可能性が考えられる.
목차
0. はじめに
1. タ行オ段拗音の音注
2. 口蓋音化と母音部
3. 口蓋音化と子音部
4. 韓国字音と日本語音注との関連
5. おわりに
參考文獻