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明石の入道物語 ーその出家者像と栄華志向をめぐってー

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A Study on the Tale of Akashinonyudo - Focused on Doshin and Glory -

金裕千

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초록

일본어

明石の入道は、夢の予言を信じて、一族の繁栄に執念を燃やす人物として登場する。本稿では、その現世栄華への 志向と出家者としての仏道的な志向との相関に注目しながら、明石の入道の人物造型のあり方について考察した。 まず、明石一族の宿願達成の過程において、次第に浮き彫りにされるその出家者像について論じた。入道は、没落し たわが身への深い零落感から自身に関しては出家者として生きようと決心しながら、娘に託した宿願を最優先する生き方 をしてきたのだった。そして、その現世厭離と現世執着との矛盾を、わが身と子孫の繁栄との完全な峻別という論理をもって 、あえて自覚的に生きたのだった。 次に、そのような入道像が、皇統につながる子孫の栄華と、自身の極樂往生とを予言する夢告によって改めて語り直さ れていることについて考えた。一族の繁栄と自らの出家遁世․極樂往生とは対の関係であり、一族の離散はその必然で あった。入道の宿願達成への確信は、そのまま彼自身の極樂往生への確信へと連続的に思考されている。そこには浄土 教の経典や往生伝の表現が駆使され、入道の究極の出家者像․往生者像が印象づけられているが、そのことが改め て入道の悲願達成を保証しているという構造になっている。さらに、それと関わって、極樂往生への確信の延長上に語ら れる、明石の君や尼君ら妻子との來世での再会が可能だとする発想に触れた。 明石の入道は、夢告という霊験譚的な決着によって究極の出家者として鮮やかに飛躍するが、それが入道の確かな 実在感によってこそ支えられているところに、その人物造型の方法が示されていよう。

목차

要旨
 1. はじめに
 2. 第一部物語における明石の入道の出家者像
 3. 若菜上卷の夢語り
 4. 「對面」·「あひ見ん」
 5. おわりに
 參考文献

저자정보

  • 金裕千 김유천. 상명대학교 동양어문학부 일어일문학전공 전임강사

참고문헌

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