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吉本ばなな『キッチン』論

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A Study on Yoshimotobanana`s Kitchen

金碩子

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초록

일본어

作品『キッチン』は、現実の「台所」に対する主人公みかげの愛着の表明から始って、彼女が「夢のキッチン」 に到達したところで幕を閉じる物語である。この物語の分析の結果、みかげと祖母との二人だけの生活は、夫婦の対 立や親からの圧迫といった、「<父ー母ー子>という濃密な3角形をなす」「核家族」にありがちな、家族間の葛藤 を生み出さないようなものであることがわかった。実際に、みかげの家族には娘を管理しようとする強権的な親は存在しな かった。いるのは「外泊でも何でも、言えば怒らない大らかな祖母」だけである。みかげは血綠関係の兄弟や夫婦の 闘争にも悩まされず、経済的には恵まれた環境の中で育ったのである。だが祖母の死後、みかげは「恵まれたモラトリ アム状態」から、厳しい「現実」のただ中に放り出される。「現実」はみかげに否応なく大人として「成長」すること を迫ってくるのである。 このように作品『キッチン』は、主人公のみかげが、祖母という防波堤を失い、人生の一つの転換点に立たされたと ころから始まる。そして、押し寄せてくる「現実」を前にして「絶望してごろごろ寝て」ばかりいたみかげのところに、「奇 跡」のように現れたのが、田辺雄一とえり子という一風変わった親子である。みかげは、このどこか自分と同じような心性 を持つ田辺親子との共同生活を通して、徐々に生きる活力を取り戻していくのである。みかげにとって田辺家は、「現 実」から自分を守ってくれるだけの避難場所と言う以上に、「現実」に立ち向かうための新たな出発点としての場で あった。このようにして新たな出発点を見つけたみかげの未來への希望を象徴するのが、「夢のキッチン」という言葉 である。「台所」は、みかげにとって、祖母との思いでという、もう二度と取り戻せない過去の記憶に繁がるもの、またはそ の象徴であり、過ぎ去った過去の思いでの保管場所、あるいはみかげの「少女」性を保管してくれる場所である。そ れに対して「夢のキッチン」は未來への希望を象徴するものとして、漠然とした未來への希望を表しているという以上に、 制度や社会といった「大きな物語」が提示してくる恋人像や家族像に捕われない、新たな人間関係のあり方を模索 するという、みかげの具体的な目標が含まれている。こうして「夢にキッチン」を夢想したみかげは、それに向けて新たな 一歩を踏み出すのである。このように考えてみると、作品『キッチン』は、みかげが、家族というもののあり方を通じて、「小 さな物語」という閉域の中で遊ぶ「閉ざした少女」から、「大きな物語」を視野に入れつつも、またそれとは別の道を 模索する「開いた少女」へと「成長」する物語であるとまとめることが出來る。

목차

要旨
 1. はじめに
 2. 桜井みかげの立場について
 3. みかげが雄一に魅かれる理由について
 4. 田辺家再考
 5. 「台所」から「夢のキッチン」へ
 6. おわりに
 参考文献

저자정보

  • 金碩子 김석자. 檀国大学校 教授 日本近 現代文学

참고문헌

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