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論語訓読上の訓点本と抄物 - 清原宣賢の永正九年論語集解本と論語聴塵との比較を通して -

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The " Hunjeombon " and " Chomul " on The " Hundok " ( The Reading Method of Chinese Writing ) of Noneo

呉美寧

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초록

일본어

訓点本と抄物は、漢文訓読の過程で作成された書物であり、当該漢文の注釈書としての性格を有する。しかし、抄 物は、講義を介して作られた講者のノート(手控)、あるいは、受講者のノート(聞書)であり、その中には、該当部分に関 する詳細な内容が記載されることが許される。それに対して、訓点本は、漢文上の漢字の両側に一つや二つの訓を記 入するに限る。このように漢籍や仏典、あるいは一部の国書の漢文を対象として作成された両書物は、その根本的な性 格では一致しているが、実際は体裁から多くの相違を有する。 そこで本稿では、訓点本と抄物を、中国側注釈書の取り入れという側面から比較し、漢文訓読における両書物の 役割について考えてみた。考察対象としたのは、経学の研究に携わっていた明経博士家、清原家の大学者である清 原宣賢のもので、清原家の四書テキスト整備の過程で作られた永正九年論語集解本と、論語集解の講義のため作 成された論語聴塵である。 考察の結果、永正本は全体的に古注を中心とする加点であるのに対して、聴塵は永正本の注釈書の採用に新注 やほかの注釈を付加するような形になっていることが分かる。これは両書物本來の体裁の相違に起因するものと考える こともできるが、それだけでなく、宣賢の論語の訓読と実際の論語の理解との間のずれを示すものと考えられる。 訓読の固定が進むにつれて、訓点本上の加点は固定された家点や家説を伝えるものとしての役目を与えられるよう になる。しかし、新しい学問の伝來とともに、加点の背景である、あるいは訓点本上の加点内容とは別に存在していた当 該漢籍の実際の理解内容を伝える必要が生じる。このような必要性から生まれたのが抄物であると思われる。抄物は 訓読の背景である論語の理解を示すべき書物として、また、新しい学問の摂取の様子をそのままうつしだすことの許され た書物として、訓点本とはその役割を異にするものであったと考えられる。 このように、論語の訓点本と抄物は、論語訓読において一種の役割分担を有していたと考えられるのである。従って 、両資料を日本語学の資料として用いる際には、この点を十分に考慮すべきである。

목차

要旨
 1. はじめに
 2. 永正九年論語集解本における中國側注釋書の取り入れ
 3. 論語聽塵における中國側注釋書の取り入れ
 4. 中國側注釋書の取り入れにおける永正本と論語聽塵
 5. 中國側注釋書の取り入れにおける訓點本と抄物の役割分擔
 6. まとめ
 參考文献

저자정보

  • 呉美寧 오미녕. 韓国外国語大学校日本語科講師 日本語学(日本語史)専攻

참고문헌

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