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초록
일본어
本稿は一九一○年前後のソウルにおける日本人劇團の演劇活動にかんする考察である.とくに劇團,興行主,劇場,舞臺裝置,興行システム,上演形態などにかんする基礎的な調査を行い,演劇をめぐる物質的な基盤と受容する側のあり方の多樣な要素と流動的な形態の部分に視點を据えて考察した.一九一○年代の韓國において日本文學および演劇の 案が行われる以前から,ソウルの劇場では日本人劇團による演劇活動が行われていた.ソウルの日本語新聞「京城新報」(一九○七年∼一九一一年)の演藝欄とソウルで出版された日本語文獻を中心に基礎的調査を行った結果, 一九一○年前後にソウルの南部地域を中心に形成された日本人街には,劇場一○ケ 所,寄席ニケ所,活動寫眞館三ケ所など舞臺上演施設が設けられ,そこでは新派劇,歌舞伎,淨瑠璃,浪花節,活動寫眞,大道藝というさまざまなジャンルの公演が行われていた. 一九一○年前後にソウルへ渡った日本人劇團による演劇活動に注目시,ソウルの 日本語新聞「京城新報」の演藝欄とソウルで發刊された日本語文獻を中心に基礎的な調査を行った. そしてそれらの事實を通して,これらは當時のソウルにおいて日·韓の文化の相互交涉の産物であったこと,また人 と文化の越境に伴い, 「高級」「低級」,「高尙」「通俗」といった境界を曖昧にする流動的な性格のものであったことを指摘した.また,日露戰爭前後にソウルの南部を中心に形成された日本人街にかんする調査の結果,劇場一○ケ所,寄席ニケ所,活動寫眞館三ケ所などの上演施設が急速に增え,新派劇,歌舞伎,淨瑠璃,浪花節,活動寫眞,大道藝というさまざまなジャンルの舞臺公演が行われていたことがわかっ. 一九一○年代の韓國における日本文學および演劇の 案が行われる以前に,ソウルの劇場で日本人」劇團による演劇活動が行われていたのである.演劇の內容は,シエイクスピアの 案劇をはじめ,「パトリ-」のような戰爭劇,探偵劇,家庭劇を特徵とする演目が多く上演され,多數の觀客に娛樂と慰安を여えつつ,祖國愛,夫婦愛,孝行などの共通の道德や倫理,それに階級意識などを涵養する內容を입むもの多く含まれていた.また,本論文は日露戰爭前後から一九一○年前後にかけてソウルをはじめ,東アジアの地域を移動したがら演劇活動をしていた日本人劇團の存在を取り上げ,大衆文化の一部を단ってきた日本人劇團の活動を日本の近代演劇史のなかに改めて位置づけようとしたものでもある.
목차
1. 서론
2. 본론
2.1 한국의 일본인 거류지역의 형성
2.2 서울의 일본인 경영 극장
2.3 극장의 상연시스템과 특징
3. 결론
참고문헌