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後期洒落本における構成法の一考察 ー場所の変化を中心にー

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A Study of the Framework of Syarebonn in the Late Stage

康志賢

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초록

일본어

酒落本に描かれた「場所の變化」は,『遊子方言』以來の酒落本の傳統的構成法<出會→道中→宴席→床→後朝>に沿った行爲の變化とかみ合うものである.從って,この構成法と共に,その行爲が行きわれている場所について,後期酒落本の三大作者,十返舍一九(全15種)·振?亭(全10種の中で8種)·式亭三馬(全5種)の酒落本を相互對照という方法を通して具體的に揭げていくことにっする.それによって,後期酒落本の構成法における前期酒落本との相違点や類似點,及び後期酒落本の三大作者,各 の個性をも괵むことを目的とした. 後期酒落本界では,振?亭の寬政期活躍が終わる頃,寬政末に式亭三馬が登場し,彼が休息の享和年間は十返舍一九が代役を立派に果たして筆を置くやいなや,再度,式亭三馬が文化初め頃に活躍を開始する. 十返舍一九が酒落本は,全く傳統的構成法に從って場面を展開していったものもあれば,樣 な變革を企てたものもあって,除いたり,伸ばしたり,重ねたりしながら變化を求めているのが分かった.また,一九は山東京傳に次ぐ吉原비?者らしく,彼の酒落本の舞臺背景は全て吉原になっているという点が,振?亭·三馬との差でもある.猶,一九は殆ど大見世らしき所を撰んでいた.天明期の酒落本と,十返舍一九を大表とする後期酒落本との差は,妓?の名前を背景として出しているかいないかというレベルの問題ではないようである.京傳は遊女が所?した妓?により,言葉遺いまで分けて記していた.しかし,一九の全酒落本中の半分余りには妓?名が言及されているのにもかかわらず,兄,吉原の大見せという普遍的性質を以て描かれるのみなので,舞臺背景として妓?の名前は京傳のそれ程意味待たなかった.それは寬政末·享和期の吉原という時代的特性に基因するところが多いためと思われる. 振?亭の場合は,最初,吉原を舞臺にしていたが,徐 に深川も描くようになり,後になると專ら深川のみを對象にするようになった.構成法としては,一貫したものと,オムニパス式のものがあり,一九のように傳統的構成法に沿った分け方をするには大變因惑を覺える程,<宴席>と<床>の場面に偏っている.そして,オムニパス式,或いはエピソ-ド風の構想が全作品の四割方を占めているという事實は,一九·三馬との大きい相違点である.式亭三馬酒落本の構想上の特色としては,物語性が拳げられる.それは一九の傳統的構成法に細かく沿う方式とも違えば,振??亭の,オムニパス式構成法とも違う.三馬は同一人物を以て三種もの作品に連續して登場させることからスト-リ-性を待たせているが,その代わり場所は一貫して居らず,段 遊里を離れて庶民の生活の場入り입もうとしているのが分かる.舞臺は主として深川になっている. 結果的に構成法に於いては,十返舍一九のものが一番傳統的酒落本に近いと言えよう.黃表紙·滑?本ではあれ程田舍を好んでモチ-ブにした彼が,酒落本では吉原に拘り續けた事實もそれを傍證している.以上の三人は,大きく吉原,苦しくは深川といった漠然とした背景の中で場所の變化だけを描]き分けていないということは事實であって,それは寬政享和期には,卽に吉原·深川等という程度の區別しか付かなくかっていた時代の故であろう.

목차

要旨
 1. はじめに
 2. 十返舎一九
 3. 振鷺亭
 4. 式亭三馬
 5. まとめ
 參考文献

저자정보

  • 康志賢 강지현. 麗水大學校 助敎授

참고문헌

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