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초록
일본어
本稿は、「永遠han」の対訳語として「永遠の」と「永遠な」の混同が見られることに注目し、その対応関係等 について考察を行ったものである。この問題は、韓国人のただの誤用として解釈できる側面がある一方で、日本語の形 容動詞の内部問題として捉えることもできる。前者の立場からは、日本語母語話者の「永遠」に対する捉え方を知ら ない韓国人が、「永遠だ(形容動詞)=永遠hada(形容詞)」という一般化に支えられて、「永遠han=永遠な」という 誤った対応関係を導いたこととして処理できる。つまり、日本語として非文法的で、その意味で誤用とせざるをえない。 ところで、日本語形容動詞の連体形の現れ方から、また漢語系形容動詞とそれに対応する韓国語の形容詞間に 見られる類似点からすると、日本語においても「永遠な」という形があってもおかしくはない。そして意味的には、「永 遠」は、ときが無限につづく状態を表わしている点から、形容動詞と同じ意味内容をもっているから、「永遠」を名詞と 認定する立場からは「永遠な」は明らかに誤用になるが、「永遠だ」を形容動詞と認定する立場からは「永遠な」 は形容動詞の連体形として位置づけられ、何の問題も生じないわけである。実際の用例に当たってみると、芥川賞全 集と聖書からは「永遠な」という用例は見つからなかったものの、その他では「永遠だ」の連体形としての「永遠な」 が少なからず発見できた。そして「永遠だ」の連用形「永遠に」は「永遠な」に比べてたくさん用いられている。こ のことについて、本稿では、「永遠の」がすでに存在していて、それで十分用が足りるはずの意味分野において、新た に「永遠な」という形が潜在的な存在から顕現化するようになったと解釈した。ただし、「永遠な」という形が歴とした 市民権を獲得したと言っているのではなくて、もはや誤用とは言えなくなったのではないかという程度の主張である。
목차
1. はじめに
2. 問題提起
3. 「永遠」の連体修飾形
4. 韓国人の「永遠な」使用についての解釈
5. 「名詞述語」の連体修飾形に現れる「~な」
6. 「永遠」の分析
6.1. 「永遠」の形容動詞的特徴
6.2. 「永遠な」の文の分析
7. おわりに
參考文献
