원문정보
초록
일본어
詩集「智惠子妙」の詩作品を通じて高村光太郞の精神を理解するため,詩の構造の複合的な相互關係を分析し,綜合し考察する.特に,本詩集に收錄された29籍の詩たちを一つの敍事物として思い,作家の代りの作品內容の提示者である語り手によって提示された內容とその內容の展開過程とを作品の敍述形式と中心構造,事件や意識の檢討,轉換點と轉換樣相に對する檢討という手順により,1人稱「私」の對稱である2人稱「あなた」の意味化過程に注目して考察する. この詩編の語り手は一人稱「私」の意識氣管によりとられた世界を述べているし,一人稱「私」を主な敍述對象にしているゆえに本作品のstoryは「私」に關する話である.「私」は自分が得られた無形のカの「自然」という想界世界の中であなたと一緖に生活しながら僕等の世界を作り上げつつ生きたい.ために「私のあなた」である智惠子は幼ない兒のように眞であり,あの蒼黑い空の円いお月であり,世界を夢に導き刹那を永遠に置きかえようとする月のような存在を「私」の命の糧食としようとした.だが,その主體は自分自身の自己を形成するところへ傾けられた私のエゴ,上に生活苦という問題などは夫婦間の斷絶が招來され,「私」は智惠子からの「私のあをた」の像を喪失することになる.狂って智惠子になくなられる.死の直前,「私」は智惠子がほしがった「レモン」をやる轉換をする.「私」からレモンをもらった智惠子はもとの智惠子すなわち,最初の私の「あなた」にもとされる.が,それは生きている失體としてのものでなく,しなれて万物のような自然になれ,さらに暗い空の明月という「ぁなた」の像としてことであった.