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近世․近代における「這回」について

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The Reception of Demonstrative Pronoun of the Colloquial Chinese in Edo,Meiji

羅工洙

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초록

일본어

本稿は、指示代名詞の近称にあたる「這回」の歴史的展開について考察した。近世․近代の文献に見られる 「這回」は、先行研究のように、近世初期の朱子学や漢詩文にも見られたが、直接的原因は、中国俗文学ではない かと思う。 「這回」は、まず唐話辞書から調べると、色々の辞書に顔を出していることから、中国俗語として認識されていたことが 分かる。すべて「コノタビ」と解釈している。当時、多く読まれた『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』『紅樓夢』や 「小説三言」などにも見られ、中国俗語として通用していた語であったと思われる。日本では、中国俗文学を翻訳した通 俗物や少数ではあるが「日本人作白話体小説」「繁昌記」にも見られ、多様な範囲にわたって用いられていたこと が分かる。 明治期における中国俗語の受入れについては、二つの方法があると考えられる。一つは微視的なもので、近世後 半期に流行っていた「読本」系の言葉を援用したこと。もう一つは巨視的な立場で、中国俗文学などを読んで、そこ からの言葉を援用したこと。両方とも十分考えられる。しかし、筆者は後者の立場を取りたい。大部分の中国俗語は日 本において読本以前の作品に現われ、既に日本人の目に触れていたものが多く、それが読本の言語(文字)生活にも 現われている。それから、明治期の知識人は、自分の作品に『水滸伝』『西遊記』『金瓶梅』『紅樓夢』などの 書目を書き込んでいる作家が多い。そのことから、直接読んでいる可能性も高いことが分かる。とにかく「這回」を通し てみても、中国俗語が日本文学における豊かな言語(文字)生活に役立っていたといえよう。

목차

要旨
 1. はじめに
 2. 辞書による典拠
 3. 中国俗文学や繁昌記など
 4. 近世․近代文学作品における「這回」
 5. おわりに
 參考文献

저자정보

  • 羅工洙 나공수. 嶺南大 文科大学 東洋語文学部 専任講師

참고문헌

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