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초록
일본어
円地文子の『食卓のない家』は日本文学に表われている既存の‘父’の倫理観に新しい肯定的な変化を提示した点で興味深い作品である。いままで日本社会の中で家と家族, 特にその家族の中で個人の倫理はあまり重要視されなかった。ただ家の一員としての責任だけが要求されるばかりでそれに対する若い世代の反撥と既成世代との葛藤が作品の主な主題をなしていた。 しかし『食卓のない家』の父は既存の社会との孤独な闘争を経験しながらも個人の倫理に充実した生涯を固守した。これは作家円地文子が<家>と家門を離れた一人の人間の倫理的な生涯がどんなに重要であるかを示唆したものとみえる。個人の倫理の尊重は近代社会の必須的な要素に違いないが,日本はいまだに近代的な社会倫理が完全に形成されなかったことを主人公のむすめの行動を通じても告発していた。彼女は父の行動を猛烈に批判したあげくアメリカに脱出した。しかし彼女は西欧社会を経験した後、いままでの自分の行動がまちがっていたことを告白すると同時に自分の父母がいわば日本社会の犠牲者であることを告発している。結局『食卓のない家』は日本社会の中で個人の倫理の不在で主人公の父は数多い苦悶を経るようになるが、彼の倫理観に息子が共感を表わすようになる。これは倫理観を通じた父子の間の葛藤ではなく、社会との葛藤の様相に変貌する。日本社会と家族と社会に対する円地文子の批判的な視覚の一面がこの作品を通じてよく表われている。
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