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救護法実施の過程は明治期の恩賜として出発する天皇の慈恵, 大正デモクラシーとともに本格化する社会政策、そして庶民の目前に登場する天皇の存在などが複雑に入り乱れている。それに、公的領域の集合的総体としての「国家」が、現実の政党政治勢力と分離して認識されるきっかけの一つを、貧民問題〓救護法が提供したことになる。その結果、貧民問題を積極的に抱え込もうとする勢力とイデオロギーが、社会君主制に基づく天皇制をその根拠として設定して「国家」との結び付きに成功し、最終的にはその正当性を確保することになる。 この点こそ当該期において天皇制の最大の矛盾の一つであり、救護法の実施はその存在を明らかにする重要な転機の一つとして評価されるべきである。そして、貧民問題の深刻化によって蓄積された社会変革のエネルギーの一分が、天皇制との直接的な結合を図るような事態より見えてくる政党政治の告発·攻撃が、やがて昭和ファシズムを引き起こすもう一つの原動力となった。
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