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『도와즈가타리』의 사이교 수용에 대하여

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A Study on Saigyo's effect in “Dowazgatari”

김선화

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초록

일본어

二条が出家することになった動機の一つに西行への憧れが指摘される。後深草院との間に設けた皇子を亡くしてしまった時、出離の思いを述べている場面で二条は九才の時、「西行が修行の記」という絵物語を見て強い印象を受けたとされている。また、『とはずがたり』の跋文には自分が西行に憧れて修行の旅に出て、その形見として『とはずがたり』を書き残したかったという執筆動機をあえて書いている。何故『とはずがたり』は作品全体の成立や椊組にかかわるところで、西行への憧れを強調するのか。二条が憧れたという西行像とはどんなものであるのかについて考察した。 二条の西行憧れの背景には伝説化され物語化された西行の姿があり、二条の父雅忠が一人残される娘に出家することを勧誘する場面と、物語の中で西行が自分の娘に出家することを勧める場面の父娘関係の構造がよく似ていることを確認した。二条における西行像の摂取は表面的·形式的な模倣ではなく、より作品構想に則した人間関係の造型の上での受容が見られる。また、二条の草庵生活への憧れを語る「静かなる住まひ」「山のあなた」への志向の根底に西行の和歌からの影響関係があることを指摘し、西行の場合は憂き世から離れて落ちつく場として自分が憧れている山の奥での草庵生活、各地の寺院での生活が基本になっているが、二条の場合は西行のように深い山の中での静かな暮しを憧れたにもかかわらず、実際には旅人であった。二条が草庵生活を憧れながらも何故旅をしているのか、それは二条の和歌の家としての家門意識、勅撰集への拘りによるものであり、二条の修行には「家」の栄誉のため、和歌の道に精進するという宿願成就がその背景にあると言えよう。勅撰集入集を願い、歌を読むためには草庵生活では成就できない限界があり、それから飛躍するために旅に出たと考えられよう。それは、勅撰集入集を願うという世俗の栄光、それを超脱できなかった西行の生き方とも重なるものである。

저자정보

  • 김선화 목포대학교 강사, 일본중세문학전공

참고문헌

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