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시마자키 도손(島崎藤村)의 「구름(雲)」론

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A Study on the Shimazaki Touson's KUMO

金南敬

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초록

일본어

藤村は、『近代画家論』というラスキンの著書に感化されて以来、仙台での寂しい生活を紛らわすため、空の景色に眼を向けた。そこで、彼は、漠然として感じられていた雲のゆくへや雲の秘鑰、生の謎などに疑問を抱きはじめた。雲に注がれていたこのような関心はその後、新しい生き方を求めていった小諸で、本格的に精密な写生の観察を試みたのである。彼の雲を観察する目的は、散文である「雲」の中で述べたように、思想の単調を破ろうと思う心より、春潮のように湧きくる自然の愛慕より、樂し哀しき人の世の謎の解き難い煩熱を医するための願いより、そしてラスキンがまだくわしく説き及ばなかった雲の研究を深めるためであった。従って、観察に際しては、空と雲とを静的な対象ではなく、動的な対象として視覚を拡げていこうという藤村の意志を窺うことができた。 雲の研究から藤村が悟ったのは、いままで絵画や詩では部分的に、あるいは象徴的な意味として使われていた雲の特性は、万人のために平等に存在していることであった。また、雲は秩序と生命力があって、自然との調和をなしていることも分かった。そして、空に出没する雲や地に栄枯する草木の色彩を通して恐怖と慰め、寂しさと樂しさを感じる自然との交感を体験することができたのである。 結局、藤村は自然の四季折々の生成と消滅から、人間の生老病死の真理を悟るようになった。雲の研究を通して得た、新しい自然の発見や自然への愛慕の心は、詩の限界に陥っていた藤村にとって、新しい突破口になったと思われる。すなわち、「雲」は詩から散文への秘鑰の役割を果した作品であったと言える。

저자정보

  • 金南敬 김남경. 한국외국어대학교 강사, 일본문학

참고문헌

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