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討論場面における「不同意」の表現

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Disagreement in Group Discussions

李承珉

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초록

일본어

小稿は、討論場面の会話を資料として、Brown & Levinson(1987)のフェイスとFTAの概念を取り入れ、「不同意」の言語表現を類型化し、各々の不同意の表現が会話の流れの中でどのような機能を果たしているのかについて分析したものである。分析の結果、以下のような結果が得られた。 第一、相手のフェイスを配慮しない「不同意」の表現は、話し手が自分の考えや判断を正確に、またストレートに伝えるために使用しており、断定·主張的な表現で現れる。このような表現を使用する場合には、話し手が聞き手に伝えたい意図は明瞭になるが、あからさまに聞き手のフェイスを脅かす行為となるため、FTAの度合いは高くなる。 第二、相手のフェイスを配慮した「不同意」の表現は、話し手が自分の考えや判断を婉曲に表明するもので、断定の気持ちを和らげる何らかの装置が付く表現で現れる。その装置として、主に、話者の判断を不確かなものとして曖昧にぼかしたり、話者が下した判断の当否を聞き手に確認したり、言いさしたりする表現が使用されていることが明らかになった。なお、このような表現は、話し手の、聞き手に押付けがましさを与えない、聞き手の領域に立ち入らないというネガティブ·ポライトネスとしてとらえられる。 第三、「不同意」を明言しない表現は、相手からの反応が、同意なのか不同意なのかが曖昧であるため、それが「不同意」であるという判断はすべて提案者に委ねられる。そして提案者が相手からの反応を「不同意」と察知し、自ら自分の意見を取り下げることにより、相手からの反応が「不同意」であることが明らかになった。つまり、このような表現は実際の発話内容を含まないあいづちや、沈黙を伴った形式で現れる。さらに、提案者の推論によってそれが「不同意」であることが推察されるため、FTAの度合いは「不同意」を明言する場合より低くなるのである。

목차

要旨
 1. はじめに
 2. 先行研究
 3. 研究方法
  3.1 実験手順
  3.2 「不同意」の定義
  3.3 会話データの分析方法
 4. 結果および考察
  4.1 「不同意」を明言する
  4.2 「不同意」を明言しない
 5. まとめ
 参考文献

저자정보

  • 李承珉 이승민. 慶北大学校大学院 日語日文学科 外来教授

참고문헌

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