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日本語モダリティ定義の普遍性と個別性─一般言語学との比較的検討を中心に ─

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The Study of definition in the Japanese Modality

鄭相哲

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일본어

本稿は日本語学の代表的ないつくかのモダリティ定義と一般言語学的の伝統的で代表的なモダリティ定義とを対照しながら、その相似点と相違点を検討し、日本語学におけるモダリティ定義の普遍性と個別性について考察しようとするものである。 考察の結果、両者の類似点としては命題内容について発話時における、話し手の心的態度を表現するものをモダリティとして捉えている、という点であるのに対し、相違点としては日本語学の方ではモダリティの下位タイプとして<判断のモダリティ>と<伝達․発話モダリティ>を認めているが、一般言語学の方では類型論的な研究成果のためか、モダリティを<現実>と<非現実>との対立として考えている、という点であることが分かった。 さらに、モダリティ定義上、特に問題になると思われるいつくかの用語と概念についても考察した。第一点はムードとモダリティという用語を区別する立場から、前者を形態論的なものとし、後者を意味․機能論的なものと考えるのが妥当であることを確認した。第二点は話し手がどのように現実事態を文中に反映するのか、という問題について考察し、平叙文、疑問文、命令文、表出文など文タイプによってその反映の仕方が異なることを検討した。最後に第三点としてはテンスを命題かモダリティか、という問題はあまり生産的でない議論であると思われるものの、結果として本稿の立場からはテンスがすべての言語において<文の陳述性>を担うものの一つとして考えた。

저자정보

  • 鄭相哲 정상철. 한국외국어대학 일본어과 부교수, 현대문법론

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