원문정보
초록
일본어
本研究は、日本語学習者の話し言葉における語彙の実態を調査し、OPIの各レベルで使用されている語彙を日本語能力試験の語彙表と照らし合わせ、OPIのレベルと語彙の使用との関連を分析することを目的とする。5人の共同研究者が韓国語を母語とする日本語学習者のOPIインタビューを文字化した資料をもとに分析を行った。まず各レベルにおける語の総数及び和語、漢語、外来語、混種語の延べ語数とその割合の分析を行った。次に、漢語、外来語、和語の各レベルにおける語数を調査し、日本語学習者のための読解学習支援システムである「リーディングチュウ太」にかけ、日本語能力試験の4級から1級までの語彙の出題基準に照らし合わせて、各レベルで使用された語彙を分類し、延べ語数および異なり語数について調査した。OPIのレベルが上がるにつれて漢語の割合はそれほど変わらないが和語の割合は50%台から60%に増加する。OPIのレベルが上がるに従って漢語よりもむしろ和語の割合が増えた。書き言葉では漢語の比率が大きいのに対して、OPIの話し言葉では和語の比率が高く、漢語の比率は低い。OPIの中級上のレベルで2級の漢語が増えだし、2級の和語が増えだす。変化の萌芽がはじめに現れるのは中級上である。OPIの上級以上に上がるためには2級の語彙を使用語彙として使いこなし、その語彙を増やすことが鍵である。外来語はどのレベルでも級外が40%以上で最も多かった。外来語の語彙数は超級で非常に多いが、ほかのレベルでは差は見られなかった。和語は上級以上でも4級の異なり語数が増え続け、4級の語彙を最も多く使用し、繰り返しも多い。副詞の使用が増えるのは上級以上である。擬音語擬態語の使用が増えるのは上級中以上である。超級は和語、外来語、漢語に於いても語彙数が断然飛びぬけていた。インタビューをしてみると韓国の学習者は中級上レベル位の学習者が多い。中級上ではあらゆる変化の萌芽が見られ、上級への過渡期でもあり非常に重要な段階である。壁を乗り越え上級に入るには語彙の習得を含めてどのような指導をすればよいのかが今後の課題である。
목차
1. 研究の意義と目的
2. 研究方法
3. 調査結果および分析
3.1 話し言葉における語種の割合
3.2 漢語の分析と考察
3.3 外来語の分析結果
3.4 和語の分析と考察
4. まとめと今後の課題
参考文献