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漱石の「現代日本の開化」と「私の個人主義」は今まで文明批判と個人主義を標榜する評論として高く評価されてきたが、實は必ずしも文明を批判するテキストとは言いがたい。そこには西洋の侵食に対抗しようとして強者になろうとする漱石がおり、その成り行きとして国家主義も批判してはいなかった。言うならば、漱石の個人主義はあくまでも国家主義内での個人主義だったのである。個人主義とは漱石において一定の教育を受けた男性にのみ許されるものであり、そのような漱石は秩序維持のために人間の不平等をむしろ認めようとしていた。それもまた国家の秩序を志向した結果だったといえる。国家は一定のナショナリティを保つべきとした漱石の工夫ー思想は近代的限界を含むものだったと言わなければならない。
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