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『源氏物語』표현론 ―병풍가의 제작 태도와 그 의의―

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Study of Genji Monogatari Expressions

김수희

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초록

일본어

『源氏物語』における聴覚表現の研究としては、石田穣二氏の「源氏物語の聴覚的印象」がその嚆矢として 知られている。石田穣二氏は『源氏物語』と『夜の寝覚め』『枕草子』の聴覚的な場面を比較検討し、『源氏 物語』においては、距離感に関わる助動詞「なり」が、豊かな音声的再現能力を持つ点に注目し、現実的な距 離感が感覚的に再現される構造を『源氏物語』の文体の特質として捉えている。「声」が持つ肉体的な感覚 が、具体的な場面の臨場感として現れていることを、助動詞「なり」「べし」などの吟味を通して綿密に検討して いるのである。物語のリアリティの問題を感覚の共有に関連づけて提示した、極めて示唆的な指摘である。しか し、氏の指摘によって最も明らかになったのは、『源氏物語』という散文の文体が、「聴覚的印象」という視点を 通して具体的・立体的に臨場感溢れる視覚的世界を再現している点、そしてこのような場面描写が登場人物や作 者、読者それぞれの「感覚の共有」を通して具現されているという点である。これは単なる感覚論に止まらず、個 人の内面に関する問題、文学における個人と個人の感覚の共有の問題、ひいては個人と集団の問題に至るま で、その視点を拡大していったと思われる。そもそも、文学作品は基本的に言葉によっているが、その言葉によっ て具現されている世界は基本的に登場人物の固有の内面を表している。そして、登場人物の固有の内面と読者と の主な通路が、他ならぬ感覚と言えよう。作者と登場人物と読者がはじめて会える所、その通路が感覚の共有の 形になった時、文学作品の固有のリアリティは確に保証される。しかし、このような「感覚の共有」という表現的な 達成が『源氏物語』で有効に発揮できたのは、様々な文学史的な背景があったからである。すなわち、『源氏 物語』の表現的な達成は先行文学の表現的な達成によってこそできたと言えようが、本稿では、それを探る方法 の一つとして屏風歌の制作態度とその意義について検討してみた。というのは、屏風歌の場合、諸感覚が個別 的・有機的に表現されることによって歌の表現そのものが立体的な臨場感を獲得している用例が多く、絵画と歌が 織り成す時空に、創作する側も享受する側も参入してしまう,あるいは、少なくても参入を前提にするというところに まず特徴があるである。最も視覚的な世界に支えられているはずの屏風歌が、かえって視覚以外の感覚に頼って いる場合が多いことを考えると、屏風歌の制作態度が感覚の共有と緊密に関わっていることが分かる。また屏風歌 の先駆的な作品が多数収められている『古今集』の表現的な達成が何を意味するかも想像できる。『源氏物 語』では視覚的な世界に支えられている物語の世界に聴覚や他の感覚を加えて、具体的で臨場感溢れる場面を 表現する場合が多いが、その場合、登場人物と作者と読者はまるで同じ空間にいるように表現されているのであ る。感覚の共有という視点を媒介に、『源氏物語』の独特なリアリティが獲得され、固有の内面的な世界が表れ ていると言えようが、このような表現的な達成は『古今集』成立前後の時代に盛に詠まれ、和歌史上大きな役割 を果たした屏風歌の制作態度と緊密な関連性を持っている。

목차

要旨
 1. 서론-『源氏物語』의 청각적 인상
 2. 병풍가의 표현적 특질
 3. 『古今集』의 병풍가
 4. 결론-병풍가의 제작 태도와 『古今集』『源氏物語』의 표현
 参考文献

저자정보

  • 김수희 고려대학교 일본학연구센터 연구원

참고문헌

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