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室町期儒学における漢字音研究 ―抄物『玉塵抄』を中心として―

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Chinese Character Sound Research in Confucianism of the Muromachi Period

李承英

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초록

일본어

本論文は、室町時代の抄物、惟高妙安講述の『玉塵抄』を主資料として室町期禅宗では、漢字音の系統のことや清音と濁音のことをどのようにとらえていたのか、どのような漢字音をどこで使うべきだと考えていたのか、またどのようにして正しい漢字音を得ていたのか、などといった漢字音研究のあり方を検討したものである。その結果、妙安は、『玉塵抄』において、使用場所による漢字音の対立を講述したり、漢字音の系統を論じたり、清濁を注記したり、また反切から字音を決めたり、あるいは、自分の所属しているところの特別な漢字音を示したりなどした。そこには、当然仏教からの漢字音や漢字音研究と、儒者からのそれとが入り交っていた。すなわち、妙安、というより叢林は仏教と儒学と関わりながら、叢林独自の漢字音研究を行っていたのである。また、旧仏教あるいは博士家と深く関わり合いながら、それと対立する叢林独自の漢字音を使用することもあった。ただし、研究についてみると、『玉塵抄』のも含めてその当時の叢林における漢字音研究は、漢籍もしくは禅宗典籍の注釈の一環として行われていたにすぎなかった。『玉塵抄』には漢字音のことを真正面にすえ、それに関わるいろいろな情報を集めて論じた講述が数多く見られることから、室町期禅林の儒学においては、旧仏教の漢字音研究も取り入れた、呉音漢音の分類、清濁の注記、仮名反切など、それなりの漢字音研究が盛んに行われていたと考えられる。

목차

要旨
 1.  はじめに
 2. 漢字音研究の歴史
 3. 先行研究
 4. 『玉塵抄」における漢字音研究
  4.1 字書や韻書の利用
  4.2 漢字音の系統
  4.3 漢字音の清濁
  4.4 漢字音の反切
  4.5 声調
 5. 儒学における漢字音研究
 6. まとめ
 参考文献

저자정보

  • 李承英 이승영. 경북대학교 강사

참고문헌

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