원문정보
초록
일본어
本論文は延慶本『平家物語』のなかで崇德院怨霊譚がいかなる意味をもち、機能を果たしているかを分析したものである。全国での大規模の戦亂のさなか、人々は保元の亂の敗者たちの復活を意識し始めた。崇德院の復権をめざす人たちによってはじまった言説は治承․寿永内亂という混沌とした社会状況のなかでみずから拡大、再生産された。『平家物語』の諸本に見える崇德院怨霊譚もこのような言説を土臺にして形成されている。 公卿日記では戦亂が激しくなる寿永年間に崇德院怨霊が頻出するが、『平家物語』諸本の場合、淸盛の死後崇德院怨霊の活動はみあたらない。歴史と物語のこの差異は『平家物語』のなかでの崇德院怨霊譚の位相を象徴している。崇德院怨霊と清盛との関連性は〈蓮如の夢〉に明確な形で語られる。つまり、崇德院怨霊は淸盛の身に入れ替って亂世をつむぎだし、後白河院政を脅かす存在として登場する。天狗としての崇德院、淸盛との連携、そして日本国をめぐる後白河院との対立という三つの要素は延慶本をはじめ、『平家物語』諸本の崇德院怨霊譚を解釈するさい重要なキーワードとして機能しているといえる。
목차
要旨
1. 서론
2. 본론
3. 결론
참고문헌
1. 서론
2. 본론
3. 결론
참고문헌
저자정보
참고문헌
자료제공 : 네이버학술정보