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초록
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本稿は井原西鶴の『本朝二十不孝』と江島其磧の『世間子息気質』、『世間娘気質』の内容を序文、導入部、共通内容、共通文章を順に追って、『世間娘気質』の特徴と気質物の変容の一端を把握することを目的とする。まず、序論の比較により、『世間子息気質』より『世間娘気質』は教訓性を弱め、「遊戯性」を強化した性格を有すると言える。これは序文に引き続く導入部を比較することにより、より確実になった事実である。 次に『世間子息気質』と『世間娘気質』の内容を比べてみると、五つの内容が似通っていて『世間娘気質』が『世間子息気質』を意識して描かれたことには異存はないが、これもやはり「遊戯性」を強めたものと見取れる。しかし、結末部の文章を比較すると『世間娘気質』は『世間子息気質』より『本朝二十不孝』とより似通っているのである。つまり、『世間娘気質』は『世間子息気質』の後続作と性格を有すると共に、読者の期待に反して、また『本朝二十不孝』に近づくという構造上の反転の手法を用いるのである。これもまた、「読み物」としての「遊戯性」を強化する一端と取れる。 以上から、『世間娘気質』は『世間子息気質』の「教訓性」を脱し「遊戯性」を一層強めた作品を言えると同時に、後続する江戸後期の戯作に「遊戯性」という意味において影響を与えたとも考えられる。このような気質物の一連の流れは、江戸小説の流れの一端を窺わせ、其磧の気質物に対する執筆態度とも関連すると考えられる。
목차
要旨
1. 서론
2. 본론
3. 결론
참고문헌
1. 서론
2. 본론
3. 결론
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