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초록
일본어
田中英光の初期作品『時々刻々』は、日本の「新興芸術派」がモダン都市東京を表現したように、都市「京城」を描いた作品である。方法的には、まとまりのある物語を提示することなく、断片的な印象や想念をつなぎ合わせる手法により構成されている。 韓国人の「皇国」への同化を象徴する朝鮮神宮の場面は、断片的なカフェの頽廃的な風景の間に挟まれることで、相対化されていた。まとまりのある物語を解体し、断片の集積に還元するモダニズム的な手法はここで、「内鮮同化」という物語に対する懐疑を提示する上で、効果的に利用されている。 カフェの場面でも女給は、「朝鮮の小さい女」なのに「愛子」と日本名で呼ばれる矛盾を帯びた存在として登場する。こうした表現は、東京を描く場合とは異なり、京城の「現実」が民族間の不幸な関係により構成されていることを想起させる。こうして「内鮮同化」の孕む歪みが書きとめられている。 このあと、田中の作品から歪みや軋みが消え、「現実」は「内鮮同化」の物語により、安定感を与えられていく。これに対し、安定した「現実」の像が提示されることなく、植民地都市に内包される断層が表現されている点に、『時々刻々』という作品の特徴がある。
목차
要旨
1. 都市の文学
2. 神社とカフェ
3.「越境」の物語
4. 内なる断層
参考文献
1. 都市の文学
2. 神社とカフェ
3.「越境」の物語
4. 内なる断層
参考文献
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참고문헌
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