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초록
일본어
本稿は、日帝強占下朝鮮において日本語の国語としての徹底普及が図られる時局の中で、改定が繰り返されていた日本語教科書が実際にはどういうふうに受け止められており、そして日本語教科書をめぐる議論はどういう展開を呈していたのかなどについて検討してみたものである。 日帝強占期を通じて、国語つまり日本語は「国民思想統一」における要として認識されており、日本語の普及はそれを実現するための手段であった。このような背景に鑑みると、音声重視の方向へ教科書が改定されていったことそのものは、実用性の重視、すなわち日本語の常用化を目指す上では必然の帰結であったと言っていい。しかし、本当の意味での実用性を重視したであろう実務レベルでは、従来の教科書にたいする不満や不信から各地方ごとに能力や職業に合った新しい教科書の作製に乗り出すなど、矛盾を孕んでいたこと、そして一般民衆レベルでは日本語普及がほとんど進んでいない状況にあったことなどを確認することができた。要するに、朝鮮総督府側では、精力的に教科書の改定を繰り返していたものの、実際の現場では、実用性に欠けると受け止められ、能力別・職業別の教科書が求められ製作されていたのである。しかしながら、その一方で、「国民思想統一」を最終目標として掲げている以上、教科書の統一を阻害することへの反省も噴出し、全体的に見ると、動きのとれない状況にあったものと見受けられる。
목차
要旨
1. はじめに
2. 日本語普及の状況
3. 教科書の刊行様相と内容
4. 「国語講習」会と教科書
4.1. 新しい「教本」を作製すること
4.2. 教本の対象
4.3. 教本の水準について
4.4. 教科書乱立にたいする憂慮
5. おわりに
参考文献
1. はじめに
2. 日本語普及の状況
3. 教科書の刊行様相と内容
4. 「国語講習」会と教科書
4.1. 新しい「教本」を作製すること
4.2. 教本の対象
4.3. 教本の水準について
4.4. 教科書乱立にたいする憂慮
5. おわりに
参考文献
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