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「ゲ型形容動詞」は中古初期から現われ、中古中期に向かいその語彙数を急にふやし、『源氏物語』で頂点を向かえた。接尾語「ゲ」は形容詞を形容動詞化し、「様子や気配」という意味を加えるものである。接尾語「ゲ」と形容詞との結合関係についての先行研究では、「ゲ」はシク活用形容詞に結び付きやすいということと色彩․明暗を表すような比較的にはっきりした判断を表す形容詞には結び付けないということを明らかにしている。また音節数とか内部構造とはあまり関連性がないといっているがはたしてそうなのだろうか。 本稿ではこのような先行研究の結果について実際のデータをもって、「ゲ」の下接する形容詞と下接しない形容詞との特徴的な違いと、どのような形容詞と結び付きやすいかについて、形容詞の活用種類と音節数、内部構造と意味を中心として考察してみた。資料は『源氏物語索引』から採集し、「ゲ」の接合した「ゲ型形容動詞」249語中、形容詞を上位語としているもの183語と「ゲ」を下接しない形容詞233語を対象とした。 その結果、「ゲ型形容動詞」を作る形容詞の特徴は形態的には3音節語、内部構造は「単一語基+シ」と合成型の中にも比較的単純な「接頭語+形容詞」のもの、「ゲ」を下接しない形容詞は4音節語、合成型の「名詞(動詞連用形)+形容詞(なし)」「重複形」の構造が一番多かった。活用種類にてはシク活用の形容詞が「ゲ」との接合語数が多かった。次に意味的には「ゲ型形容動詞」を作る形容詞には感情形容詞が一番多く現れ、作らない形容詞には評価形容詞のものが多くみられるが、中にも人の性格を評価する形容詞は「ゲ」の接合したのが多かった。状態形容詞の場合は「ゲ型形容動詞」を作るものと、作らないものの両方の比率が対等に現れ、感情形容詞に接合しやすいことが分かる。 一方、「ゲ」の接合しにくい形容詞としては、特に状態を表すものの中にも眼に判然と見定められる色名や明暗と濃淡を表す語と客観的に判断できる程度分量を表す語があげられる。これは情意的な意味の語を状態的な意味の語へと変え、客観性の強い状態的意味を表す形容動詞を作る接尾語「ゲ」の用法を裏付けられることとも考えられる。
목차
1. はじめに
2. 「ゲ型形容動詞」の出現狀況と語幹の構成成分
2.1. 出現状況
2.2. 語幹の構成成分
3. 「ゲ型形容動詞」を作ゐ形容詞と作らない形容詞
3.1. 活用種類
3.2.音節数
3.3. 内部構造
3.4. 意味
4. おわり
参考文献
