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植民地朝鮮のプロレタリア農民文學と滿洲 ―「協和」の叙事と「再発明された農本主義」―

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Proletarian Peasant Literature in Colonial Korea and Manchuria

渡辺直紀

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초록

일본어

本稿では、満洲に流入した朝鮮人農民の問題を、当時の植民地朝鮮の文学者、特に李箕永(1895-1984) や韓雪野(1900-?)など、植民地朝鮮のプロレタリア文学運動で中心的な役割を果たし、解放後も北朝鮮の文 芸政策の立案者として重要な地位にあった文学者らが、どのようにイメージして作品化したかということについて検 討した。植民地朝鮮の旧プロレタリア文学の作家は、満洲をめぐって出現した新たな事態に、自らの文学活動を 延長させる形で対処していった。本稿では李箕永の長篇『大地の息子』(1939-40)と長篇『処女地』(194 4)、韓雪野の日本語長篇『大陸』(1939)を検討の対象として選んだが、これらはみな奇妙にも男女の三角 関係を中心に物語が展開され、非常にストイックな人間像が理想的なものとして強調される。また作品の中での人 間関係の構成が、(これは現実の満洲国のイデオロギーを反映したものだが)民族や階級(農村の場合は地主 と小作人)を無化していくような形で提示されることも特徴的である。そしてこれらの小説においては何よりも、満 洲という空間が人間を更生・改造する場所であることが強調されている。「植民地的無意識」が豆満江を越えるこ とで「植民主義的意識」に変化する。このような主体意識のアイロニカルな質的変化は、民族主義の抵抗性が 帝国の論理のもとで馴致されていく過程でもあった。その概要を検討してみたい。

목차

要旨
 1. はじめに
 2. 万宝山事件、「再発明された農本主義」、開拓文学
 3. 「協和」の叙事と「再発明された農本主義」
  3.1. 李箕永の長篇『大地の息子(대지의 아들)』(1939-40)
  3.2. 韓雪野の日本語中篇『大陸』(1939)
  3.3. 李箕永の長篇『処女地(처녀지)』(1944)
 4. 「満洲」をみつめる地政学的想像力――結論に代えて
 参考文献

저자정보

  • 渡辺直紀 武蔵大学人文学 部准教授

참고문헌

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