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谷崎潤一郎『細雪』試論 ―雪子と妙子の共闘あるいは対立―

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A Study on Tanizaki Junichiro's Sasameyuki

金泰暻

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초록

일본어

『細雪』は旧家蒔岡家四姉妹の話である。蒔岡家は大阪船場に店舖を構えた豪商であったのだが、物語の現 在時にはすでに四姉妹の父は存命でなく、船場の店舖も人の手に渡っている。長女鶴子・次女幸子は辰雄・貞 之助を婿養子に迎え、本家、分家としてそれぞれ上本町、芦屋に家を設けていた。他方、三女雪子・四女妙子 は未婚であり、二人の縁談や恋愛、財産をめぐる様々な出来事が『細雪』物語内容の主旋律をなしている。 本稿は、当時の日本社会に支配的なものとして蒔岡家本家の監督権と相続の問題を析出し、雪子と妙子の生 き様が本家や分家という場と深く連動していることに新たに焦点をあてる。まず、四女妙子の「自立」志向に注目 し、『細雪』が書かれた当時の社会経済の中のジェンダー役割において、彼女の挑戦が具体的にどのような意 義があったのかを検討する。彼女の奮闘が、支配的なジェンダー規範――総力戦下の「銃後の女」「良妻賢 母」、家督相続的な資本の独占――を大きく揺るがすものであったことは間違いない。一方、三女雪子は蒔岡 家の家と資本の論理にいっけん順応するかたちで、自分の居場所を確保しようとする。本稿では、家督相続的な 論理をめぐって彼女たちが各々の仕方で体現する抵抗なり違和がもたらす対照的な結末に注意を向けながら、雪 子と妙子の共闘あるいは対立の物語として『細雪』を読みなおす。

목차

要旨
 1. 幸子、雪子、妙子――蒔岡家三姉妹
 2. 鶴子――本家という規範
 3. 妙子――「いつかのあの事件」
 4. 再び、妙子――「自立」は成功するか
 参考文献

저자정보

  • 金泰暻 김태경. 東京大学大学院 博士課程

참고문헌

자료제공 : 네이버학술정보

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