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일본어
本稿はこれまでの条件表現として位置づけられていたバが談話に用いられる際、どのような働きを果たしている のか、すなわち、その機能面においてバの性格を見直すことによって、より有効なバ表現の指導を図るための考 察である。特に、本稿では談話の場面において、話し手が、聞き手あるいは話し手自身の行為を起こす目的で バを用いる場合をバの「行為誘導機能」と定義し、後件を伴わないバ文(バの言いさし文)を中心に文脈の中 でのその働きについて考察を行った。その結果、バの言いさし文は、①提案、助言、勧誘、指示、命令などの 形で非難、嘲弄、批判の気持ちを伝えるための皮肉のものと、②聞き手への働きかけの結果が話し手の責任の 範囲を超える事柄の場合、消極的な気持で行う控えめの純粋な提案、助言、勧誘、指示、命令のものとその機 能を分類することができた。ところが、バの言いさし文はその用例の数からも談話において頻繁に用いられるもの の、教科書やバの指導場面でほとんど取り上げられなかった。バ表現が持つ機能について学習者から理解を得 るためには、まず学習者がその文脈を明確に読み取れるような用例を提示し、さらにそれに関する学習者レベル や学習環境に応じた具体的な解説や練習などが伴われるべきである。このような緻密な指導戦略こそが学習者の 実際の談話運用に資する表現指導になると思われる。
목차
要旨
1. バの言いさし文の位置づけ
2. 先行研究の検討
3. バの言いさし文の機能の類型化
4. 教科書におけるバの言いさし文
5. まとめ
参考文献
1. バの言いさし文の位置づけ
2. 先行研究の検討
3. バの言いさし文の機能の類型化
4. 教科書におけるバの言いさし文
5. まとめ
参考文献
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