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日韓辞書における多義動詞「とる」の意味記述について

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Study about Description of Meaning on Polysemous Verb[toru] in Japanese-Korean Dictionaries

水口里香

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초록

일본어

本稿では、日本語学習者が基本動詞かつ多義語を「使いきり、使い分ける」ことは困難であること、及び韓 国人日本語学習者にとって「とる」を適切に使用することは困難であることに着目し、日韓辞書における「とる」 の意味記述を一言語辞書である国語辞書と照らし合わせて調査及び分析を試みた。先行研究として、辞書の多 義語の記述に関する研究、多義動詞「とる」に関する意味論な研究、認知言語学的な観点を取り入れた「と る」に関する研究及び韓国語との対照研究を概観した後、「大辞林第二版」における「とる」の記述をもとに、 日韓辞書における「とる」の意味記述を分析した結果、項目数が非常に多い、複数の語義を含んだ項目が見ら れる、全ての語義を網羅していないなどといった問題点が明らかになった。そしてこれらの問題点から、日韓辞書 のほとんどが意味の学習を促進するような記述とは言いがたいことが示唆された。したがって、日本語学習者に とって分かりやすい意味記述とは如何なるものなのかを明らかにし、日本語学習者のための意味の記述方法を模 索していくことが必要である。

목차

要旨
 1. はじめに
 2. 先行研究
 3. 国語辞書における「とる」の記述について
 4. 日韓辞書における「とる」の意味記述について
  4.1. とるの意味記述の実際
  4.2. とるの意味記述に関する考察
 5. まとめと今後の課題
 参考文献

저자정보

  • 水口里香 弘益大学校 専任講師

참고문헌

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