초록
일본어
本稿では,日本による植民地下で日本語を習得し,現在もその日本語を保持している8人の韓国高年層と日本語母語話者との会話にみられるアスペクト形式の実態を(同時期に日本語に接触している)大阪高年層や台湾高年層が保持している日本語と比較してみた。その結果,第二言語の潜伏期におかれている韓国高年層日本語のアスペクト形式の保持には以下のような特徴があることが分かった。 (1) 戦前の習得環境と現在の日本語能力に比例する形で,テオル形とテイル形が同時にみられる「混在型アスペクト体系」である(4.1)。 (2) 大阪高年層や台湾高年層の日本語では,テオル形からテイル形への移行が早いが,韓国高年層においてはテオル形の保持度も高い(4.2)。 (3) 韓国高年層日本語に(存在動詞オルと相関する形で)アスペクト形式のテオルの保持度が高い理由としては以下のようなことが考えれる(4.3)。 (a) 日本語との接触度やその能力において中間グループを中心にオルを分析的に用いているところから,存在動詞部の実質的意味がテオルの保持に関与している。その根拠としては,①文法的なトル形は話者3Wのみに見られること,②テ形と存在動詞オルの間にポーズがおかれていること,③オルが存在動詞のプロトタイプとして認識されていること,④有情物主語とテオル形の共起関係が強いこと,⑤アスペクト表現に使われる動詞が主に存在の意味と関わるものであること,などが挙げられる。 (b) テオル形とテイル形は動詞の種類や文機能によって使い分けず,単純に置換することができるため,両者は同時に用いられやすい。そのため,テオル形とテイル形を同時に保持しているグループには,存在動詞やアスペクト表現に非標準的な使用が目立ち,テオル形が純粋な方言形のものではなく存在動詞オルからの類推によるものである可能性が高い。 結果的には,テイル形への「単純化」とともにテオル形をも使用する「分析化」という学習者ストラテジーが韓国高年層日本語のアスペクト形式の保持に働いていると言えるだろう。
목차
1. 들어가며
2. 선행 연구
3. 조사 개요
3.1 담화 정보 및 화자 정보
3.2 대조 데이터
4. 조사 결과 및 분석
4.1 담화조사에 나타난 아스펙트형식의 사용실태
4.2 다른 지역 일본어와의 비교를 통해 본 아스펙트형식의 특징
4.3 아스펙트 형식과 존재동사와의 관련성
5. 맺으며
참고문헌
