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일본어
日本語雑誌『朝鮮』は1908年3月から1911年11月まで発行された総合雑誌である。本稿は、この中で1908年刊行された『朝鮮』の文芸欄収録作品のうち、韓国の歴史と関連した歴史物を中心に作品にあらわれた韓国のイメージと当時の日本人が韓国をみる視線に焦点をあてて考察した。まず、日本は「群山の夜泊」にあらわれるように清に対抗する善の勢力と自らを仮装し、韓国への侵略を正当化したことを分析した。また、「首陽大君」にみられるように韓国の政争を私的な欲望の争奪戦と貶していることを把握した。さらに、「南大門」、「清涼里に訪れて」、「大院君の墓前にたちて」などの作品から、日本が韓国史を虚無主義と宿命論をとおして見ていたことを把握した。結局、『朝鮮』の文芸欄にあらわれたものは日本の美化、韓国侵略の正当化であり、同時に、韓国の歴史を私的な欲望、虚無主義、宿命論と結びつけた韓国停滞論である。これは韓日併合を前後とした時期の日本の政治的目的に軌を一にするものであったと考えられる。
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