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戦後初期日本における柔拳興行に関する一考察 ― 1950年代前半の実態と大衆娯楽的側面及び柔道との関係に着目して ―

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A Study of “Jyuukenkougyou” in Japan of the Beginning of Postwar Days

塩見俊一

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초록

일본어

本研究は1950年代前半に日本で実施された「柔拳興行」の未だ十分ではないその実態の解明と、大衆娯楽としての性質について、当時の柔道が置かれていた状況との関係も含めて考察したものである。そこでは以下のことが明らかになった。①当該時期において柔拳興行は少なくとも1952年から1955年まで実施され、日本人と外国人、興行組織が実施主体となっていた。②柔拳興行は当時人気を集めていたストリップや賭博という他の大衆娯楽との結節と、その興行や試合の内容及びそれに対する観客の反応から、大衆娯楽としての性質を備えていた。③占領末期から独立という時期に柔道が置かれていた状況は柔道家の生活を楽にするものではなく、それが柔拳興行を産む契機ともなったと考えられる。柔拳興行とその展開には、当時の大衆娯楽が有していた多様な側面をみることができ、そのなかには大衆娯楽の解放的な無邪気さを伴う消費を通して、二項対立では捉えられない複雑さをはらんだ戦前とは異なったナショナルなものへの意識も垣間みられるといえよう。

목차

要旨
 1. 始めに
 2. 柔拳興行の展開と娯楽性
  2-1. 1950年代前半の娯楽の状況
  2-2. 柔拳興行の展開と実施主体―1952年から1955年まで―
  2-3. 賭博およびストリップとの関係
  2-4. 柔拳興行の娯楽性
 3. 柔拳興行の終焉-柔道との関係-
  3-1. 柔道の「スポーツ化」と「道」および「プロ」問題
  3-2. 娯楽としての柔道と柔拳興行の終焉
 4. 終わりに
 参考文献

저자정보

  • 塩見俊一 Shunichi Shiomi. 立命館大学大学院社会学研究科 博士後期課程

참고문헌

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