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幕末から明治中期まで活躍し、江戸(東京)歌舞伎を代表する歌舞伎作者河竹黙阿弥(1816-1893)は、明治維新以後、激変する社会の中で西洋の戯曲を翻案して上演するなど従来にない様々な歌舞伎を試み、成果をあげている。特に散切物は明治の際物として、新聞ネタなどの情報を積極的に吸収し、明治中期までの新風俗を上演することによって当時の現代劇としての機能をはたしていた。散切物の題材はさまざまな形で現れているが、これらの劇の中でも黙阿弥が好んで登場させていた人物の類型として、士族あげることができる。本稿では明治17年(1884)東京新富座で初演された、『満二十年息子鑑』に表れる士族の分析を試み、士族と当時の世相の視覚化について考察を行った。『満二十年』は主人公、士族松太が徴兵令について反抗しそしてこれを説得しようとする人々との対立が描かれることによって、明治期における士族に対する視線と士族としての意識が具体化され、士族を通して明治の世相が浮彫りにされていると考えられる。
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