원문정보
초록
일본어
本稿は複数音節の接尾語と1音節接尾語の語構成の相違を確かめるため、接尾語「カ」が作る「カ型語幹」形容動詞の内部構造を考察したものである。そこで「カ型語幹」形容動詞の語基の拍数と末尾母音の種類と品詞的な性格を中心に検討してみた。結果は次のとおりである。まず、拍数は2拍より3拍のものが多いのであるが、2拍のものはほとんど早い時期に派生され、「カ型語幹」の古さを考えさせられる。次に末尾の母音は、ア列音とオ列音のものは同じく22.8%を占め、なおイ列音とウ列音のものも同じく20%で、特定の母音に対する偏りは見られないのである。特にア列音とオ列音、ウ列音の語基は被覆形を形成するもので、「カ型語幹」の情態的な性向を表している。また、語基の品詞的な性格は、「語根的なもの」が一番多く、動詞と関連するものは35%であるが、殆んど四段動詞、上二段動詞、下二段動詞のもので、平安中期以降に派生され、特に動詞の連用形との結合は新しい構成法であると見られる。このように、「カ型語幹」の語基になるものは、語根的なもの、動詞、形容詞、副詞と深く関わっていることが分かる。その中でも「語根的なもの」の比率の高さは「カ型語幹」の古さとの関連性を表わしていると考えられる。結論的に語基の拍数と末尾母音と構成方式との関連性は見られないし、/e/音以外の四つの母音は平均的な比率で、特定の音に対する趣きは見られないのである。ヤカ型とラカ型とは異なり、形容動詞語幹を語基とするものは皆無で、さらにケシ型形容詞語幹を語基とすることがわかる。このような「カ型語幹」は文献時代以前のものと推定されるものも多くあって接尾語としての分析が難しいものも多いのである。つまり、一拍の接尾語「カ」は複合接尾語「ヤカ」と「ラカ」に比べ、形容動詞を作る接尾語としての意識が薄れてゆき、だんだんその語根に溶け込まれつつあり、内部要素即ち、造語成分的なものになり、複数音節の接尾語とは異なる特性を取っていることが考えられる。
목차
1. はじめに
2. 分析対象
3. 語基の拍数と末尾母音
3.1. 語基の拍数
3.2. 語基の末尾母音
4. 語基の性格
4.1. 語根的なもの
4.2. 形容詞語幹
4.3. 動詞語幹
4.4. 動詞の連用形
4.5. 副詞の一部
4.6. 動詞の未然形
5. おわりに
参考文献
