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초록
일본어
本稿は、江戸幕府末期から明治期にかけて活躍した国学者で神道家として知られる落合直澄に注目し、その著『日本古代文字考』の構成および主張内容について吟味したものである。とりわけ「神代文字」の存在を主張する本書に韓語が提示された理由や落合の韓語理解の方法等を明らかにしようと試みた。落合は『文字考』を通じて平田篤胤の『神字日文伝』に支えられつつ、<日本固有の文字が太古から存在した>とする見解、すなわち日本にかつて「神代文字」が存在しており、12種の字体が現存すると主張する。その一つが「阿比留字」である。落合は「阿比留字」は音節文字の日本語の仮名では表すことのできない「字父母」すなわち子音․母音が分離できるとしているが、その字体がハングルと類似していることから韓語についての議論を強いられたものと考えられる。一方、落合は「朝鮮諺文」と題する章で「諺文ハ日本ヨリ伝フ」とする主張と「阿比留字ハ諺文ノ前ニアリ」という主張を繰り広げるが、「阿比留字」とは平田が示した「日文」を五十音図の枠の中に配置したものに過ぎず、その前提はやはり子音と母音を分離して座標として提示できるという考え方にあった。つまり、五十音図のシステムの中で韓語を理解しようとしていたわけである。さらに、落合はハングルを仮名に置き換える手法を取り入れているが、これは江戸後期漢字音研究者たちのやり方をそのまま踏襲したものと見受けられ、その際には平田同様『訓蒙字会』が利用されている。結局、「明治以後の存在説最高の文献」と評価されている『文字考』であるが、その主張するところは平田および先行する研究者たちの祖述の域を越えておらず、韓語についての理解も当代の研究水準とは掛け離れているということ等を考え合わせると、『文字考』は、「神代文字」存在論の学問的な限界を露呈した「愛国談」の一つとして位置付けられると考えられる。
목차
1. 들어가기
2. 『日本古代文字考』의 구성 및 내용
3. 落合直澄와 韓語
4. 맺음말
参考文献