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「XニトッテAハB」に関する考察

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About Sentence with nitotte

吉田玲子

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초록

일본어

本稿は「XニトッテAハB」という文を研究対象とし,その基本的意味と典型的なかたちを提示したうえで,日本語学習者が混同しやすいニトッテ(ハ)とニ(ハ)について,その置き換え可能な条件や,両者の差異について考察した。基本的意味は,(a)Xは「AハB」という判断が特に当てはまる当事者である,(b)AをXと関係づけたうえで,Aについて,Bと規定している,(c)Bは(Xと関係づけられた)Aの質を評価的に示している,とした。そして,ニトッテがニに変換可能なケースはBが本来ニと結びついて述語をなす形容詞である場合であるが,その例はごく少ない。また,その場合でもXとBが離れると不自然さが生じ得る。一方,ニハはBが形容詞でも名詞でも多くの場合変換可能であるが,ニトッテが特立性を有するのに対し,ニハはハによる対比性がある点で異なること,さらに,ニトッテがX․A․Bの関係を明示的にあらわすのに対し,ニハにはそこまでの関係表示力がないことを述べた。 

목차

要旨
 1. はじめに
 2. 先行研究
  2-1. 野村(1984)
  2-2. 三井(2001)
  2-3. 杉本(2003)
 3. ニトッテ文の基本的意味とその典型
  3-1. 基本的意味
  3-2. 典型的なかたち
 4. ニトッテ(ハ)とニ(ハ)
  4-1. ニトッテとニ
  4-2. ニトッテとニハ
  4-3. ニトッテハとニハ
 5. おわりに
 参考文献

저자정보

  • 吉田玲子 이화여자대학교 특임교수

참고문헌

자료제공 : 네이버학술정보

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