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초록
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日本近世小説の通称である戯作は、次から次へと本を貸す貸本屋の「継本」のシステムの中で消費されていた。人情本も例外ではなかったので、為永春水は「文続」のために様々な工夫を凝らしていた。春水が「段取」と呼んでいる、各登場人物の物語を順に並べるのではなく、少なくとも一つの編で一回以上は違う人物を中心とした「段」に交代する手法をとったのも、そのためであった。この「段取」は、構成の一貫性を妨げてはいるが、春水にとっては、小説構成の一貫性よりも、読者の興味を作品の最後まで引き付けておけるか否かが重要であったので、構成の不統一を甘んじて受け入れ、春水流の「段取」を貫き通した。また、当時の戯作は現代のテレビドラマや映画のように、人気作は続編の刊行は当然であった。春水人情本の刊行当時を描く「流行体」を使っていたので他の戯作のように一代記的な構成をとる続編は難しかった。その代わりに春水は、本編に描かれている「段」の前後の話を続編として綴る「抜書」という手法をとった。「抜書」で綴る続編は、いくら冊数が増えても、作中時間が本編から大きく前後しない場面を描くことが可能になり、同時代の流行を描こうとする春水にとっては、打って付けの方法であった。この「抜書」という方法が最初に使われていたのが 『春色梅暦』 とその続編の 『春色辰巳園』 である。この二つの作品を考察することで、春水人情本の構成は、他の作者の人情本のより一貫性のないものではなく、当時の出版と本の流通システムに適応して進化した結果であることを述べる。
목차
要旨
Ⅰ. 들어가며
Ⅱ.본론
Ⅲ. 맺음말
참고문헌
Ⅰ. 들어가며
Ⅱ.본론
Ⅲ. 맺음말
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저자정보
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