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근세기 한일 양국의 기층 여성 표상 연구 ― 하녀와 여종의 문학화를 중심으로 ―

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A Study of Image about Women Written in the Novel of Pre-modern Era in Korea and Japan: Focusing on the Women Who Work for the Lord

고영란

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초록

일본어

本研究は近世期日本と韓国の両国における女性認識の成立に文学がその一端を担ったと見て、殊に文学に描かれる下層女性を鑑みるところに目的がある。この作業を通して今後、近現代の日韓両国における女性認識とその文学化の歴史を理解できると思うからである。その前段階の作業として、まず文学に描かれた下層の女性を代弁できると思われる近世期日本の奉公人と韓国の婢を比較考察し、その社会文化的意義を究明した。比較研究の結果、近世期日本の文学と韓国の文学で下層の女性は愛欲の対象として認識され、描かれつつあった。ただし、日本の場合は、物欲に満ちた存在として描かれる一方で、親の物欲を満たすために、性労働の主体として養育されていった可能性をも見せ付ける。このような物欲に満ちた存在、愛欲の対象、そして性労働の提供者としての下層の奉公人女性は以後の近代的価値からして、当時大変非倫理的な類型として認識された可能性が高い。これに比して、韓国の場合、婢は支配層のための忠節と男性のための貞節を守り、物欲さえ持たない完璧な人格体として描かれ、彼らの存在は近代韓国の倫理観からして何の問題もなかったろうと思われる。韓国における婢は、その愛が成就せず、家庭にも編入され難いという点から、かえって同情の対象として認識されていた感もある。それにもかかわらず植民地期韓国における下層の女性(乳母、家事お手伝い、下女など)に対する他者化が行われたという事実は何を意味するのだろうか。むろん、前近代の婢に対する身分的差別認識がその他者化に作動したのかもしれないが、植民地期の下層女性に対する差別と排除の論争を鑑みると、その認識はむしろ近世期日本の文学における物欲の主体であり、家庭に編入される可能性のある下層の女性、所謂家庭を破壊し夫婦の間を別つ、非倫理的存在としての奉公人への認識が反映されたのではないかと考えられる。したがって、韓国における前近代と現代の境界で確認される下層女性に対する差別認識は、近世期日本文学の影響をも考慮すべきではなかろうかと思われる。この点、今後韓国の近代の文学の中で描かれる下層女性との比較により、具体的に究明して行きたい。

목차

要 旨
 1. 문학 속 기층 여성 표상과 인식 형성
 2. 에도시대 일본 하녀의 문학화
 3. 조선시대 한국 여종의 문학화
 4. 근세기 한일 문학 속 기층 여성 표상의 의의
 참고문헌

저자정보

  • 고영란 Koh, Young Ran. 고려대학교 민족문화연구원 HK연구교수

참고문헌

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