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초록
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戦時期の横光利一は小説『旅愁』において、排中律に代表される二項対立を止揚し調和させる装置として、古神道なるものを考案したことがある。本稿はかかる試みそのものの意義は認めるものの、しかしながら古神道もが結局は排中律的な二項対立の世界に閉じ込められていたという点で、失敗した企画であったと規定する。それでは、横光文学の臨界点はここまでだったのか。かかる考察の延長線上において横光利一の遺作「微笑」を検討したのは、自ら閉じ込められていた二分法的な枠組みから抜け出す可能性を、他ならぬこの短編小説がわれわれに提示しているからである。小説「微笑」を特徴づけているのは、この物語が始終に決定不可能性の言説で埋め尽くされているという点である。本稿は戦時期の横光文学において難題として放棄されていた排中律的な二項対立と、戦後発表された小説「微笑」に借用された二項対立とがその機能と意味を異にするものであることを、ジャック․デリダによる決定不可能性と脱構築の概念を援用することで明らかにすることができた。ここで発案された「0.5」の世界こそは、言語論的転回やモダニズムの実験的で挑発的な精神が生きていた場であったはずである。戦前構想され、戦後完成された「微笑」は、戰前的なものと戰後的なものが混在した作品で、敗戦後の横光文学の行方と可能性を見定めるべき重要な小説だといえよう。
목차
要 旨
1. 머리말
2. 패전과 검열 그리고 자율규제
3. 전전과 전후를 관통하는 배중률적인 이항대립
4. ‘0.5’라는 탈구축── 「미소(微笑)」론
5. 맺음말
참고문헌
1. 머리말
2. 패전과 검열 그리고 자율규제
3. 전전과 전후를 관통하는 배중률적인 이항대립
4. ‘0.5’라는 탈구축── 「미소(微笑)」론
5. 맺음말
참고문헌
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