원문정보
초록
일본어
正しい日本語よりコミュニケーションのための日本語が重要視される中、重要な役割を果たすものの一つに終助詞がある。話し手の態度を表す対人的モダリティである終助詞は、話し手の性別․年齢、相手との関係、情報の有無など、様々な要因を考慮しつつ使用しなければならないため、日本語を学習する学習者にとって習得が難しいものであるといえる。吉田(2011)において韓国人学習者の終助詞使用状況を学習レベル別に分析した結果、レベルが上がるに従って母語話者の使用形態に近づいていることがわかった。しかし、実際には上級レベルに到達しない学習者も多いことを考えると、すべての学習者が時間の経過とともに終助詞が上達するわけではない。また、上級学習者であっても特定の終助詞の過剰使用や誤用が見られることも少なくない。終助詞の使用は個人差が大きく、その誤用が化石化しやすいため、早い時期での正しい指導が重要になる。そこで本稿では、学習者がどのような過程を経て終助詞を習得するのかを調査するために3年間に渡る縦断データの分析を行った。まず、終助詞全体の使用状況を分析した後、最も多く使用される「ね」について機能別に詳しい分析を行った。その結果、次のようなことが明らかになった。①終助詞の使用は「ね」「よ」「な」「よね」の順に多く、「よね」の習得には「ね」「よ」の習得が先行する。②大部分1期では少数しか現れず、5期に最も多く使用され、その後誤用が減少する「未使用→汎用․過剰使用→正用」のパターンで習得される。③「よね」は未使用の段階から突然過剰使用として現れ、誤用も多い。また、「よね」が出現する時期に一時的に「ね」または「よ」に使用が減少する現象がみられた。④普通体に接続する間投詞の「ね」の過剰使用は、学習レベルが上がるに従い徐々に減少し、丁寧体に接続する形態が増加する。
목차
1. はじめに
2. 先行研究
3. 調査の概要
3-1. 調査対象データ
3-2. 調査対象者
4. 終助詞使用状況
4-1. 対象とする終助詞
4-2. 母語話者の終助詞使用
4-3. 学習者の終助詞使用
5. 「ね」の使用状況
5-1. 母語話者の「ね」の機能別使用状況
5-2. 学習者の「ね」の機能別使用状況
6. まとめと今後の課題
참고문헌