초록
일본어
『本朝女鑑』は「本朝(日本)」の古今を通じて、「鑑(模範)」となるべき「女(女性)」を紹介した女訓書であり、そのうち「神宮皇后」は、『日本書紀』と『八幔愚童訓』をベースにして、了意なりに文学作品として改変したものである。これまでの研究では「神功皇后」の全体的な出典を明らかにすることだけに留まっていたが、本稿では了意がいかなる形で文学作品として「神宮皇后」を形象化したかに主眼を置いて考察した。まず、神功皇后における人物造形の方法の場合、『日本書紀』では神功皇后が神託によって新羅を征伐することを助言しているが、了意は日本を取り巻く国際情勢と動向を把握したうえで、新羅征伐の論理を仲哀天皇を提示している賢明で人間的な能力の持ち主として神功皇后を設定している。次に、『日本書紀』の場合、新羅を征伐する目的が単純に金・銀・宝・錦を持って来るためとして設定されていたが、了意はこのような設定を削除した。そして、新羅を野蛮な国として設定し、新羅の背後に熊襲がある点、三国を従わせるためにはまず新羅を征伐しなければならない点などを挙げ、新羅征伐の当為性を説明しており、ここから了意の道徳観ないし『日本書紀』に対する認識などが伺えると思われる。最後に、満珠と干珠の利用の場合、『八幔愚童訓』では干珠を先に使った後、満珠を使うという状況的に矛盾する話を、了意は満珠と干珠の利用を逆転させて設定し、話に辻褄を合わせている。筆者は本稿で『本朝女鑑』の「神功皇后」だけに絞って考察したが、今後は『本朝女鑑』に記載されている85人の女性を分類し、そこには了意のどのような編纂意図が反映されているか究明したい。また、より視野を広げて、中国と朝鮮の女訓書と比較した時、日本の女訓書にはどのような特徴を発見することが出来るかについても解決しなければならない課題であると思われる。
목차
Ⅱ. 출전의 이용양상
Ⅲ. 신공황후의 인물조형 방법
Ⅳ.『일본서기』의 신공황후 기사와 료이의 도덕관
Ⅴ. 만주(滿珠)와 간주(干珠)의 이용 양상
Ⅵ. 맺음말
<참고문헌>
要旨