원문정보
초록
한국어
전시하의 대중예능(大衆藝能)에 대해서는 영화, 다카라즈카(宝塚)와 대중가요, 로쿄쿠(浪曲), 라쿠고(落語), 만자이(漫才)등의 분야에 관한 선행연구는 다수 확인할 수가 있으나, 분라쿠(文楽)와 노(能), 가부키(歌舞伎)에 관해서는 거의 연구가 되어 있지 않다. 이 시기 어떤 사건, 배경으로 인해 분라쿠 작품이 만들어지고, 그 작품들은 어떤 내용을 가지고 있으며, 무엇을 호소하고자 했는지, 분라쿠측에서의 시국적 대응에 대한 동행을 살펴보고자 한다.
일본어
本稿では戦時下に新作、上演された所謂「軍国物」といわれる文楽作品について、同時代の伝統芸能界の動向、軍国物が作られた背景、素材となったエピソードなどを中心に考察した。文楽界は幕末、明治、大正、昭和期を通じ、浮沈の激しい業界であった。文楽座が植村家から松竹の経営にかわったことにより、観客数の確保に様々な工夫をこらすようになるが、その一つが時局に応じた「軍国物」を製作、上演することであった。人形の構造上、軍服を着せることの目新しさ、戦闘機、機関銃の音の工夫、時局的な内容などから観客の好評を得た。早くは乃木将軍を素材とした『国之華大和桜木』が上演されるが、このような軍国物は1932年初演の『三勇士名誉肉弾』が爆発的な人気を得た後、1940年以降多数製作されている。多くの作品は検閲などのあった時代でもあり、陸軍や海軍の指導のもと作られたものである。また、作者、演出として多くの作品に関わっている食満南北は国柱会のメンバーということから注目される人物でもある。観客数の確保、戦勝祈願、戦意高揚、戦勝祝賀などの様々な目的により作られた軍国物は時事性を持ち、古典物とは全く異りほぼ会話で展開する形式を持つ、わかりやすいものであったと推察される。当時の評論家、作家なども演劇、芸術としての価値の低いものという懐疑的な評価を下しているが、一般にはどう受けられていたのか、また、同時代芸能である歌舞伎とは様相を異にしているが、その違いなどについては今後の課題とする。
목차
2. 전시하 전통예능계의 동향
3. 근대 분라쿠를 둘러싼 동향
4. 전시하의 분라쿠 작품
5. 맺으며
<参考文献>
要旨
